オミクロン株で睡眠障害が2倍に

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

2023年1月19日(木)の長崎新聞の記事です。

少しショッキングな内容ですが、皆さんの中にも同じような症状があるかもしれないのでご紹介します。

入眠障害や熟眠障害が際立つ

この調査ではアルファ、デルタ、オミクロンを比較した時に後遺症として自覚している症状のうち「睡眠障害」に悩む人は増えていることがわかりました。

 

新型コロナに感染した人の後遺症について、オミクロン株がデルタ株と比較して入眠障害と熟眠障害が際立っている、とのこと。

 

特にオミクロン株では、睡眠障害を訴える患者の増加が顕著で、寝ようとしても眠れない「入眠障害」とぐっすり眠った感じがしない「熟眠障害」が増加し、さらには倦怠感や頭痛に悩む人も増えていたとのことです。

ブレーンフォグの症状も増加

ブレーンフォグとは集中力や記憶力が低下する症状のことで、ブレーンは「脳」、フォグは「霧」のことです。

車のフォグランプのフォグですね。

これは他の人にはわかりづらい症状で、今まである程度の時間集中できていたこともできなくなったり、物忘れ、健忘のような記憶力の低下も症状として出るとのことです。

このブレーンフォグ、従来型とアルファ株では14%、デルタ株で23%、オミクロン株では31%で、「従来型とアルファ株」と「オミクロン株」を比較すると、その差は2倍近くもあります。

後遺症なので、いつ治るかわからないところが悩ましい部分です。

このブログを書いている現在も、医療逼迫が注意喚起されています。

皆さんも健康に注意して、これまで通りうがいや手洗いをまめにし、感染力の高いと思われる場所にはもうしばらく気をつけた方が良いでしょう。

早くこの感染症に終止符が打たれますように。