講演を依頼・・・セミナーや講演の料金っていくらが相場?

法人向け

有名人はやっぱり高額なのか?

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

 

私も現在、セミナー講師を主として働いていますが、セミナーや研修の料金の相場って全くと言っていいほど「わからない」というか想像がつかないですよね。

 

企業や団体で講演会をするときの「講演料の相場」について、お伝えしていきたいと思います。

 

講師のタイプは2つに分かれる

講演を行う人は大きく2つに分かれます。

1、講師業をメインで行なっている講師
2、講師はサブで本業がある講師

講師業をメインで行なっている講師

講師業をメインで行なっている「講師業専門」の場合は、基本講師だけの収入で行なっていますので、講師料は3〜5万円から100万オーバーとあります。

 

基本、その講師がいくらで請け負うかによって金額が変わってきます。

ぶっちゃけた話、近くの知り合いから頼まれれば相手に合わせての料金で請け負うときもありますし、遠方に行かないといけない場合は、1日の講演でも前後の日程も移動で調整しないといけないので、プラスされる場合もあります。

 

講師はサブで本業がある講師

講師は本業の中のひとつと考えている講師もいますよね。専業ではない方達ですね。

 

テレビに出ている有名人やジャーナリスト、本を書いたりする執筆者などは、本業とは別に「講演」を受ける場合があります。

 

一般的に、有名人の場合は(これもどこからが有名人なのかはわかりにくいところですが)30万〜50万円から、100万以上の方もザラにいます。

 

講演料が高額になるので、中小企業ではなかなか難しいかもしれませんが、予算に余裕のある会社や、大規模のイベントの場合や、広い層を集める場合には需要があるようです。

講演を直接請け負う形と、エージェントを間に入れる場合で講師料は変動する

講演を受ける場合にも、「直接依頼を受ける場合」と「間接的に依頼を受ける場合」があります。

 

講師業にはエージェントという「講演請負業」なるものが存在し、エージェントから間接的に依頼を受ける場合があります。

 

エージェントに登録をすることで、要は講師に変わって「講演の営業を代行してくれる」ところなので、営業先があまりない講師の方や、有名人、また料金の折衝が苦手という方などにとってはエージェントに登録することによって依頼をマネジメントしてくれるというメリットがあります。

 

この場合は、エージェントに講演料の手数料を支払うことになるので、直接請け負うものに比べると多少高額になるケースがあります。

 

手数料もエージェントによって差があるので、その分を上乗せしなければなりません。

 

サイトや依頼ページに「応相談」や「講演料はお問い合わせください」と書いてあるのが多いのも、「講演料は交渉次第」と考えても良いかもしれません。

 

実際に講演を依頼するときに気をつけたいこと

では、実際に講演を依頼するときには、どういうところに注意すれば良いのでしょうか?

全てではないですが、依頼するときのポイントも知っておくと後から「え?こんなの聞いてないよ!」とびっくりすることは避けられるかもしれません。

1、移動費、交通費

講師は近隣だと車で行ったり、遠方の時は電車、バス、飛行機など公共機関を使う場合も出てくると思います。

 

基本、この交通費は講演料には含まれていないことの場合が多いです。

 

これは、依頼先がどこの場所か不明であるために「講演のパッケージ化」ができにくいからです。

2、宿泊費

宿泊費も交通費と同時に、講演依頼するときに聞いておくべきものになります。

講演するときには講演日1日で移動できる場合もあれば、移動に日数がかかる場合もあります。

 

例えば、私は長崎が本拠地ですが、北海道での講演の場合は、乗り継ぎの関係上、講演日の前後に日程は移動で1日潰れるわけです。

 

「講演は1日、それにかかる日数は3日必要」ということになりますね。

 

講演料はその日1日だけだとしても、移動の日を考えると「赤字」なんてこともありえます。

 

その場合は講演料に上乗せさせていただいたり、「移動費用」として別途請求する場合もあります。

 

これも、それぞれの講師によって違いがあると思いますので、確認が必要です。

3、有名人は「お付き」がつく場合がある

有名人を講師として呼ぶ場合は、講師とは別にマネージャーだったり、スタッフだったりが必要になることもあります。

 

依頼先が上記のようなエージェントの場合は細かく説明してくれるかもしれませんが、直接依頼(有名人だとあまりないかもしれませんが)の場合は、後でスタッフの交通費、宿泊費日当などが請求されるということも、ありえない話ではありませんので、注意が必要です。

 

その講演には「総額でこれくらいの予算」というものがあると思いますので、あらかじめ聞いておくようにしましょう。諸費用が大きな負担になったなんてことのないようにしたいものです。

 

また、企業に使える補助金についてまとめていますので、ヒントになるかもしれません。

社長さんには朗報!「健康経営」に関する補助金や助成金
健康経営に取り組む企業が増加中! みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。 皆さんの会社では、社員向けにどういう取り組みをされていますか? 売上アップの対策はもちろん、社員さんの体や働き方に対する対策は万全でしょうか? 最近は「健...

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

講演を依頼するときの注意点についてお伝えしてきました。

 

・講師業が本業かサブか

・講師依頼にかかる諸費用

・あらかじめの予算を超えないように

 

など、気をつけたいことがあると思うので、参考になれば幸いです。

 

また、公的なところは基本の講師料が設定されていたりということもありますので、「この人に頼みたい!」と思った時は、総額の予算を伝えてお願いするのもいいかもしれませんね。

 

講師をしている人もプライドだったり、最低基準があると思いますが、あまり、安すぎる金額を言って気に障ったり、怒られないように注意してくださいね(笑)