睡眠負債があるなら、睡眠貯蓄もあるんじゃないの?

個人向け

睡眠負債が心身に影響を与えることは、かなり聞き慣れてきました。

では、睡眠負債と逆に「睡眠貯蓄」はできるのか?について書いていきます。

いわゆる「寝溜め」は睡眠負債を返済しているのか?

睡眠負債とは適切な睡眠時間が取れなかった時間(その人によって適切な時間が7時間だとした場合、毎日6時間しか睡眠を取らなかった日が1週間続くと睡眠負債時間は7時間となる)のことですが、

その分だけ休みの日にたくさん睡眠をとる、いわゆる「寝溜め」によって回復するのか?という疑問もわくと思います。

 

しかし、たとえ1週間分の睡眠時間が不足したとしても、休みの日に「通常の睡眠時間7時間+不足分7時間=14時間」の睡眠時間を取れるかというと、現実的ではありません。

 

また、足りない睡眠時間が毎日2時間だったら、寝溜めを21時間しなければならないということになります。

 

溜めて眠ったとしても限界がある

人はそうそう20時間以上ぶっとうしで睡眠を取れるかというと、これは無理な話です。

途中で目が覚めたり、次の日にまた眠れなくなって結局は良いことは全くありません。

 

「質の良い睡眠をとろう」とは言われていますが、実際には適切な睡眠時間も必要なわけです。

適切な睡眠時間を知るには?

自分にとって適切な睡眠時間が初めはわからないと思いますが、いたって簡単な方法で「適切な睡眠時間を知る」ことはできるのです。

適切な睡眠時間を知るためには「睡眠ログ」を作ればすぐにわかります。

表の中に「曜日(日付でも構いません)」「布団に入った時間」「起きた時間」「睡眠時間」「目覚めの気分」を入れていきます。

 

そして「○=よく眠れた」「△=まあまあ眠れた」「×=あまりよく眠れなかった」の3つを記入していけばよいのです。

そして、この方の場合は7時間の睡眠時間の時が「よく眠れた」のであれば、適切な睡眠時間は7時間ということになります。

 

この時に、7時間が適切な睡眠時間だったとしても、8時間では「まあまあ眠れた」ということになるのです。

一番簡単な方法ですので、ぜひ記入してみてくださいね。

 

*この表の中ではわかりやすいように「布団に入った時間」としていますが、本来は「寝付いた時間」にするとさらに正確な「適正時間」が見つかります。

 

まとめ

今回は「睡眠負債は寝溜めで解決するのか?」「睡眠貯蓄はあるのか?」について書いていきました。

 

参考になることがあれば、ぜひ取り組んでみてほしいと思います!

眠れない人が一人でも眠れるようになりますように(^^)

 

では。感謝を込めて。