睡眠12箇条の解説(第4条)

睡眠の知識

睡眠12箇条 第4条

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

今日も厚労省が発表している睡眠12箇条の指針についてお伝えします。

第4条の解説

今日は第 4 条

<第4条.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です>
・眠れない、睡眠による休養感が得られない場合、こころの SOS の場合あり
・睡眠による休養感がなく、日中もつらい場合、うつ病の可能性も
です。

眠れない、睡眠による休養感が得られない場合、こころの SOS の場合あり

眠れない原因としては様々ですが、基本的に睡眠不足と不眠症は全く違います。

睡眠不足は「取るべき睡眠時間が根本的に不足していること」ですが、不眠症は「眠る時間があっても眠れない」。ベッドに入っても睡眠ができないという状態のことです。

 

この「不眠」は大きなストレスがかかっている場合もあります。

例えば仕事で悩みがあり、その悩みが解決できないために不眠になってしまっているという場合は、体の疲れというよりもストレスによって心身に負荷がかかっていることもあります。

また、寝てはいるが、なかなか熟睡感が得られないという場合もあります。

いわゆる「ぐっすり寝た!」という熟睡感が得られていないということになります。

この場合、もしかすると「こころがSOSを発している」場合もあります。

このような時は、そのストレスの要因から一度離れてみることが大切です。

 

睡眠による休養感がなく、日中もつらい場合、うつ病の可能性も

さらにこころが疲れてしまうと、不眠症からうつを発生する場合もあります。

うつ病の診断を受けた場合、会社を休まなければいけないことになります。

また、うつになりやすい方は、周りに気を配りすぎたり、他人の言葉にとても敏感だったり、感受性が高かったりということもあります。

特に人から悪口を言われているんじゃないか?自分は会社に迷惑をかけているんじゃないか?

多くは人間関係からうつを発症することもあります。

ストレスは目に見えないものですから、周りが注意してあげなければいけないこともあります。

もしあ、あなたの周りに元気がない、覇気がない、眠れない日が続いている、悩み事がありそう。という場合は気にかけてあげましょう。

うつは誰でもが発症する病気でもあります。

あなたに誰かの助けが必要ば場合があるように、周りの誰かにもあなたの助けが必要なことがあるのです。

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