睡眠時間を削って、損失を出している日本

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

日本人は世界の中でも、睡眠時間が短い国です。

戦後〜高度成長期までは、「働いた分だけ売り上げが増える」という国でもあったかもしれません。

その文化を否定する気は全くありませんが、見方を変えてみると日本は「睡眠時間を削って大きな損失を出している」国でもあるのです。

睡眠負債は16兆円

OECD(経済協力開発機構)によると2018年の睡眠調査で韓国を抜き日本が最も睡眠時間が短い先進国になりました。

GDPに換算すると2.92%もの損失です。数字的に小さい気もしますが、100億円の企業だと約3億円もの損失になってしまいます。

睡眠不足気分の抑うつなど、睡眠が原因で経済に与える損害は日本は15兆円とも16兆円とも言われています。

睡眠の障害による仕事への影響としても

・プレゼンティズム
・アブセンティズム
・労働災害
・交通事故
・社内不和
・家庭内不和
・家庭内暴力や虐待
などが挙げられます。
ここで最も働き方に関係するものとして「プレゼンティズム、アブセンティズム・労働災害」について説明します。

プレゼンティズムとは

プレゼンティズムとは出勤しているのに、睡眠不足や花粉症、気分の抑うつなどにより業務が完全に遂行できない状態になることです。

例えば、重要な会議があって出勤していても、前の日の睡眠不足や疲れがたまった状態では、高いパフォーマンスでの会議はできません。

打ち合わせでは決定していたことが、低いパフォーマンスであったために、記載し忘れていたとか、再確認が必要などという場合は、無駄な会議になるなんてこともありますよね。

その分が大きな損失を生むことになる可能性があります。

アブセンティズムとは

同じように睡眠不足や気分の抑うつなどが元で、社員が出勤できない状態をアブセンティズムと言います。

プレゼンティズムは出勤している、アブセンティズムは欠勤してしまうという違いがあります。

上記と同じように、大きな商談の時にそもそも出勤できない状態になってまえば、生産性は0になってしまいます。

労働災害

働いている時に、睡眠不足などが影響して交通事故や、転落事故、火災事故などが起きてしまう労働災害。この場合にも生産性は全くなくなってしまいます。

今までは、当事者の責任として扱われることがおおかった労働災害も最近では、その管理責任は綺語に求められることが多くあります。

特に運輸、物流、またはタクシー運転手など、人的な業務が多くあるところでは、注意が必要です。

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