睡眠と労働災害の関係

法人向け

睡眠は雇う側、雇われる側どちらにとっても大切

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

労働災害がおこると会社には多大な損害賠償を求められることがあります。

 

睡眠ともっとも大きな影響があるといわれているのが交通事故。

企業にとっても、働く人にとっても「労働と睡眠の深い関係」について知っていただけると幸いです。

 

週80時間以上の残業は労働災害に認定される

皆さんの会社には残業がありますか?

日本人の性格なのか、特性なのか「残業は通常業務の一部」「会社でできない仕事は持ち帰ってでもする」というのが今だに普通のこととして考えられているところがあります。

 

実際私も、仕事は家に持ち帰ってしていましたし、そうでなければ仕事が回らないということもありました。

しかし、体に異常をきたしたり、精神に異常をきたしたりすればその後の生活に大きな弊害をもたらします。

仕事にまで影響が出るようであれば、出勤もできなくなったりするので注意が必要です。

 

交代勤務の4分の1は夜勤をしている

製造業や、医療、福祉介護施設、運輸など、24時間体制で動いているところは数多くあります。

 

その多くが交代勤務があり、その中の4分の1の方が夜勤をしているということです。

交代勤務者の中で健康に不良を訴えている方がここ10年で1.5倍に増えているそうで、その多くが睡眠障害に当てはまるようです。

胃腸、心臓病、血圧異常、血糖異常、脂質異常、ガンなど様々なところに影響があるようです。

 

労働災害で一番多いのが交通事故

一例をあげてみると、関越高速自動車道でのバス事故。

この運転手は昼間にもアルバイトをし、その日の睡眠時間は3時間程度でした。

そして、事故が起きたのが午前4時40分。眠気が襲って来る時間帯、そして眠気に耐えきれなくなって居眠りが原因だと言われています。

 

快適睡眠へのヒント

1、眠りにもっと重きをおく
2、同じ時刻に起床する
3、プチ仮眠を活用する
4、ワークもライフもバランスよく
5、オンとオフの切り替えをする
6、睡眠の病気があれば治療する
快適な睡眠は働き方や作業効率の改善、さらには事故も減らせます。
企業はさらに睡眠をうまく活用する環境づくりができるようにしていきましょう(^^)