浅い睡眠がレム、深い睡眠がノンレムではない

睡眠の知識

皆さんこんにちは。快眠デザイン研究所、古泉です。

睡眠の話に必ず出てくる「レム睡眠とノンレム睡眠」

浅い睡眠がレム睡眠、深い睡眠がノンレム睡眠と思ってる人多いのですが、全く別物なので今日は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」についてお伝えしていこうと思います。

睡眠って奥深いですよね。

浅い睡眠がレム睡眠?ではない

このグラフは睡眠健康指導士に配布されている資料ですが、まず、睡眠には浅い睡眠と深い睡眠があります。

睡眠深度と言いますが、人は眠りに入る時、「うとうと、すやすや、ぐっすり」という眠りの3段階があります。

睡眠段階1と2の状態にいるときが「うとうとしている」という段階、睡眠段階3の状態が「すやすや」の段階、睡眠段階4の状態が「ぐっすり」という段階です。

この睡眠状態は脳波で計測し、それぞれ別の脳波状態を描きます。

そして、この睡眠段階1〜4の状態にいる時、これを「ノンレム睡眠」の状態といいます。

要するに眠っている状態は「浅い睡眠1から深い睡眠4」まであって、その状態とは別の状態にあるものが「レム睡眠」ということです。

睡眠段階によって人は様々なことをしている

この睡眠段階が1から4までの間に体の修復、脳の修復をしている。さらには筋肉や骨の成長、血管の収縮などをしていると言われています。

また、このレム睡眠の状態に夢を見ているとも言われています。そして自分にとって必要な情報の整理もしていると言われています。

ただし、睡眠はまだまだ解明されていないことも非常に多く、現在も継続して進化中と思っています。

未来では、AIや脳解析の進歩により、「今こんな夢を見ている」なんてこともわかるようになる時代が来るかもしれません。

楽しみですね。