寒い季節の味方、羽毛布団
みなさんこんにちは。睡眠指導士、古泉です。
寒い季節には羽毛布団は離せないものになっていますよね。
そんな羽毛布団、どんな基準で選んでいますか?
今回は寝具店に16年勤めた私が羽毛布団お選び方をお伝えします!
羽毛布団を選ぶときの参考にしてください。
まず、寒がりか暑がりかを見極める
あなたは寒がり体質ですか?暑がり体質ですか?
羽毛布団に限らず、布団を買い直す時は自分に合ったものがどんなものなのかを見極めることが大切です。
布団の中で、一番快適に感じる温度・湿度は「温度33℃・湿度50%」と言われていますが、体温や暑がり寒がりによって、調節することが大切ですよね。
羽毛布団を選ぶ時はまず「羽毛の種類」を知りましょう
専門店、インターネット、テレビ通販など羽毛布団を買えるところはたくさんあります。
ダックとグースの違い
羽毛布団にはもちろん羽毛(水鳥)が入っていますが、充填されているものにはダック(アヒル)とグース(ガチョウ)の2種類があります。
上に画像でも説明していますが、ダックよりもグースの方が流通している羽毛では高価になります。使われる鳥の体が大きいか小さいかにもよりますが、基本ダックは食用の副産物、グースは羽毛を作るために育てているということがあります。
もちろん、副産物ではないグースの方が高価で流通されるわけですね。
充填物の%をチェックしましょう
羽毛布団には必ず品質表示がされています。この品質表示をチェックしてみましょう。
現在流通されている羽毛は50%〜95%まで様々あります。(50%以下の場合は「羽毛(うもう)布団」ではなく「羽根(はね)布団」)と呼ばれています。
ショッピングセンターやホームセンターでは85%〜90%くらいのもの、専門店では85%〜95%くらいのものを扱っていることが多いですね。
専門店は品質重視、ショッピングセンターやホームセンターは価格優先と言ったところでしょうか。
かさ高をチェックしましょう
羽毛にはかさ高に富んだものが高級とされています。
わかりにくいところではありますが、かさ高が高いものが膨らみが大きいと思っていただいて大丈夫です。
85%でかさ高が高いものがあれば、90%でもかさ高が低いものもありますで、店員さんに聞くようにしましょう。知っている店員さんなら詳しく教えてくれます。
羽毛を包んでいる生地にも着目しましょう
羽毛布団を包んでいる生地にも種類があります。
大きく分けて、綿とポリエステル。綿は保温力がありますがポリエステルと比較すると重さがあります。
また、ポリエステルは綿と比べて通気性がよくないですが、触った感じは滑らかに感じます。
同じ重さの羽毛を綿とポリエステルの生地に入れて違いをみてみると、ポリエステル素材の羽毛布団の方が膨らみは大きくなります。しかし保温力は綿の方が優勢です。
価格を選ぶか品質を選びかによって変わってきますよね。
私が以前いた専門店ではポリエステル素材の商品は扱っていませんでした。夜寝ている時に蒸れて布団を蹴り飛ばし、風邪ひいたりなんかすれば困るからです。
生地にも種類があります
羽毛を包む生地にも種類があります。一番基本的なところでは「番手」が大きいほど生地は柔らかくなり、膨らみもよくなります。
ポリエステル、綿、他にもシルクなんてものもあります。
まとめ。
いかがでしたでしょうか?
羽毛布団を買うときの参考になりましたでしょうか?
羽毛布団は表の生地と中の充填の違いで、売値にはかなりの格差が出てきます。
あなたにピッタリの羽毛布団を探してくだいね!^^