こんにちは、快眠デザイン研究所です。
梅雨のじめじめした夜や、熱帯夜が続く夏。
「寝苦しくてなかなか眠れない…」「朝起きたときに疲れが残っている…」というお悩みはありませんか?
高温多湿な日本の夏は、快眠の大敵。しかし、ちょっとした工夫でぐっすり眠れるようになります。
今回は、梅雨や夏におすすめの快眠法7つをご紹介します。
寝苦しさの正体は「湿度」と「体温調節の乱れ」
人は眠るとき、体の深部体温を下げることで眠りに入ります。
ところが湿度が高いと汗が蒸発しづらく、体温が下がらない=寝つきが悪くなってしまうのです。
また、室温が25℃を超えると深い眠り(ノンレム睡眠)が妨げられ、夜中に何度も目が覚める原因にもなります。

除湿と通気がカギ!室内環境を整えよう
湿気対策にはエアコンの「除湿モード」や「ドライ機能」を活用するのが有効です。
理想の室内湿度は50~60%程度。サーキュレーターや扇風機で空気を循環させると、除湿効果もアップします。
ベッドや布団の下に除湿シートを敷くのもおすすめ。
布団の湿気やカビ対策にもなります。

エアコンは「つけっぱなし」でOK?適切な使い方とは
「体に悪そう」「電気代が気になる」などの理由で、タイマーで切っている方も多いと思います。
しかし、タイマーで途中でエアコンが切れると、寝苦しさで目が覚めやすく、かえって睡眠の質が落ちてしまうことも。
◎おすすめの使い方は、「28℃前後・弱風」で一晩中運転+薄手の布団で冷え対策。
冷えすぎを防ぎながら、快眠をサポートしてくれます。

寝具を「夏仕様」にチェンジしよう
季節に合った寝具選びも快眠のポイントです。
•シーツや敷パッドは 麻・綿ガーゼ・冷感素材など通気性・吸湿性のあるものを
•布団は軽くて肌触りのよい タオルケットやガーゼケット
•敷布団やマットレスは、通気構造のあるものや すのこベッドもおすすめ
汗をかきやすい時期なので、こまめに洗濯できる寝具を選ぶと衛生面も◎。

寝る前のルーティンでリラックス
寝る前1時間はスマホやテレビを控えるのが理想です。
間接照明に切り替えて、心と体をクールダウンしましょう。
また、38〜40℃のぬるめのお湯で入浴するのも効果的。就寝90分前の入浴がベストタイミングです。

扇風機の正しい使い方、知っていますか?
扇風機を使うときは「体に直接当て続けない」ことが大切です。
•壁や天井に向けて間接的に風を回す
•サーキュレーターで空気の流れをつくる
•タイマーや首振り機能を活用する
これだけで、冷えすぎを防ぎながら快適な眠りをサポートできます。

食べ物や飲み物にも気を配って
暑いと冷たい飲み物を飲みたくなりますが、体を冷やしすぎると寝つきが悪くなります。
•カフェイン・アルコールは寝る前に避ける
•常温の水やハーブティー(カモミール、レモンバームなど)がおすすめ
•軽めの夕食&「トリプトファン」を含む食材(バナナ、牛乳など)で自然な眠気を誘いましょう

まとめ:環境+習慣で、夏でも心地よい睡眠を
じめじめとした梅雨や暑い夏でも、室内環境を整え、生活リズムを見直すだけで睡眠の質は大きく改善されます。
無理のない範囲で取り入れられるものから、ぜひ実践してみてください。
睡眠環境にお悩みの方は、お気軽に快眠デザイン研究所までご相談くださいね。