みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
静岡県では日中の気温が40度超え・・・。
地球は温暖化へまっしぐらですね。
睡眠不足が続くと「頭が痛くなる」
睡眠不足が続くと頭が痛くなるという方がいらっしゃいます。
そのメカニズムをお伝えします。
脳内の酸欠状態
睡眠は「脳の回復」と「体の回復」の2つの回復をしています。
ここで、睡眠不足が続くとと、脳の回復がうまくできなくなってしまいます。
脳の回復とは何か・・・?
脳は睡眠をとることによって、「その日に起こった情報の整理」をしています。
パソコンをイメージしていただければわかりやすいかもしれません。
パソコンを使わないとき「1、シャットダウン」と「2、スリープ」がありますよね。
シャットダウンは電源を抜いたときの状態。睡眠に例えると、きちんと「回復」している状態です。
しかし、もう1つの「スリープ」は完全にコンセントが抜けていないため、最小限ではあるけれど、動いている状態をイメージするとわかりやすいでしょう。これは回復しているのではなく「休息」している状態です。
頭痛が起こる原因は、時はこの「休息」状態に似ていて、深い睡眠が取れていないことになります。
睡眠不足の時は体も脳もぐっすり休めていないわけですから、少しずつ負担がかかっていることになります。
その状態では、頭の血管は常に緊張している状態になり、この緊張から血管が圧迫されています。
これが頭痛の原因になることがあります。
適切な「睡眠時間を確保」しましょう
体も頭も緊張状態が続くことによって、頭痛が起きたり、体がだるくなったり、やる気がなくなったりします。
この一番の原因は「睡眠時間が確保できていないことによる疲れ」です。
人の体というものはよくできているもので、どれだけ疲れていても「質の良い眠り」と「適切な睡眠時間の確保」によって、毎日元気に高いパフォーマンスを出すことができます。
もちろん、年齢と共に老化はしていきますが、パソコンのように「情報が溜まっていって、数年で動きが遅くなった」なんてことはないわけです。
頭痛はこれとは逆に「寝過ぎ(過眠)」が頭痛を引き起こすこともあります。これは寝すぎることによって「副交感神経」が優位になりすぎてしまい、頭の神経や三半規管を圧迫することから起こるとも言われています。
睡眠時間が足りなくても、多すぎても頭痛になることはなかなか厄介ですが、
まずは自分に合った「適切な睡眠時間」を確保することから初めてみてはいかがでしょうか?
自分に合った睡眠時間を知る最も良い方法は「睡眠日誌を活用」することです。
自分に合った睡眠時間を見つけ、仕事に家庭に常に元気で行動したいものですね。