睡眠相談「こんな睡眠スタイル」はNG?

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

今回は世間話の中で睡眠について相談を受けたので、こんな睡眠スタイルは大丈夫なの?

についてお伝えしたいと思います。

こんな睡眠スタイル

Aさんは営業で、毎日外に出て働く仕事スタイルです。

家に帰ってからの生活スタイルは次の通り。

1、帰ってまずお風呂に入る
2、夕食と飲酒
3、知らない間に眠ってしまっている(気絶寝)
4、午前1時くらいに起きて、歯磨きして再びベッドへ入り就寝
この生活が良いのか悪いのか?という内容です。
結果からいうと、良いとは言えない睡眠スタイルになります。
理由は

入浴後90分程度で体温が下がる

人は入浴しているときに体温が急激に上がり、そのときに交感神経が刺激されます。

そして、その後お風呂から上がって90分程度で体温が下がるとともに、副交感神経が優位になり、いわゆるまどろんだ状態やリラックスしている状態になります。

 

その時間帯に食事は飲酒をすることで膨満感や、アルコールも手伝って眠気がきている状態だと言えます。

 

「分断睡眠」がおこっている

睡眠が途中で遮られることを「分断睡眠」または、「睡眠が分断されている状態」と言います。

Aさんの場合は、食事後に約3時間程度、ソファで寝てしまうということですので、いったん深睡眠に入っている状態で覚醒していると思うので、そのまま歯磨きをして、また倒れ込むように眠っているのだと思います。

改善点・・・睡眠スタイルを変えてみましょう

今回のAさんの場合だと、眠気のタイミングに生活習慣を合わせることが大切だと考えます。

まずは

現状:「風呂→食事→睡眠」 という習慣を
今後:「食事→風呂→睡眠」
というスタイルに変更しましょう。
今は昼間に眠気がくるとか、仕事中に影響がある状態ではないということでしたが、実際は本人も「これって大丈夫なのかな?」と感じているのだと思います。
自分にあった生活スタイル、睡眠スタイルを知ることで仕事へのパフォーマンスの度合いも変化してきますので、同じ時間を使うのにも少しポイントを抑えるだけで、
仕事にもとても良い影響が出てくるんだと思います。
皆さんも、生活スタイル、睡眠スタイルを見直してみませんか?