睡眠負債15兆円
今、日本の経済損失は15兆円と言われています。
これは、わずかな睡眠不足の蓄積が経済損失を生んでいるという考え方です。
睡眠=経済損失とは繋がりにくいものですが、睡眠不足による事故や欠勤、または注意力散漫が引き起こすとされる損失です。
また、睡眠負債を抱えた部下が働く現場では作業効率の低下やミスが増え、正確性が下がります。
そして、睡眠負債を抱えた幹部がいる会社では、判断力の低下により経営判断にミスをきたし、経営そのものを揺るがす問題に発展しかねません。
社会的にも睡眠の大切さが見直されてきていますが、実際にどのような形で企業に取り入れられているかは未だ未知数でもあります。
大企業では「健康経営」への取り組みとして「ストレスチェック」や「研修」を取り入れる企業も増えてきましたが、企業の99.7%である中小企業まで浸透しているとは言えないようです。
睡眠の質の低下が様々な問題を引き起こしている
日本人は睡眠時間が世界的にみても足りてない状態にあり、ここ数十年で1時間以上も睡眠時間が短くなっています。
これはコンビニの普及やスマートフォンの普及、夜型勤務の増加など様々な要因があると言われていますが、自分で睡眠をコントロールする時代に変わってきているとも言えます。
睡眠の乱れは死亡率の差にも関わっていることが発表されています。6時間半〜7時間半の睡眠をとっている方を1とした場合、それよりも短くても長くても死亡率は変わってくることがわかっています。
体温の変化に合わせた働き方をする
起きてから8時間後、16時間後には人の体は体温が高くなり、誰でもが睡魔に襲われます。
このことを知っておくことだけでも、仕事の仕方に変化をつけることで一気に作業効率も上がります。
例えば食後の仮眠や、お風呂の時間やベッドに入る時間をコントロールすることで、次の日に悪影響を及ぼすことのない生活リズムを作ることができます。
仮眠をする場合でも、30分以上の仮眠は避けましょう。
体が「睡眠モード」に入ってしまうため、その後の作業に悪影響が出てきます。あまりにも長い仮眠は睡眠深度が深くなるため、15分から30分に抑えましょう。
企業にも「睡眠コントロール研修」を取り入れよう
「企業は人なり」とはあまりにも有名すぎる言葉ですが、本来は会社が社員の健康状態を把握すべきではあるのですが、心の病などはなかなか周りにも気づかれないことでもあります。
少しづつ病が襲ってきて、出勤できなくなり、プロジェクトに影響が出てからでは遅いのです。あとの祭りになります。
事前に会社として対策ができることといえば、「社員一人ひとりが自分でコントロールできる状態」を作ってあげることかもしれません。
自分で睡眠をコントロールすることができれば、社員本人も効率も上がり、会社にとっても作業効率の低下を防ぐことになります。
睡眠コントロール研修とは
睡眠コントロール研修とは、
社員がそれぞれに「自分の睡眠をコントロールできる状態を作る」ことが最終目的です。
自分でコントロールできる状態を作るには、「睡眠の知識」と、それを生活の中に取り入れるコツが必要です。
起床時間や、光の取り入れかた、食事の摂り方など、すぐできることから取り組むことで不眠を快眠にすることができ、今よりもさらに仕事に前向きに取り組むことができます。
快眠は作ることができます。
ぜひ睡眠コントロール研修を取り入れませんか?
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