社員さんの睡眠を変えれば、働き方が変わる
私が企業向けに睡眠研修をしている理由です。
長崎県大村市という人口10万人弱の地域でいわゆる「寝具店」を経営させていただき、お客様とふれあい、お話をさせていただく中で、「睡眠の情報弱者がとても多いこと」を身をもって体験させていただき強い危機感を感じました。
「強い危機感をもった背景」
・高級寝具を使ってみても「睡眠の改善にならないこともあること」
・医学が発達しているのに、「心の病が増え続けていること」
・適正な寝具の使い方を買った時に教えてもらっていないこと
・睡眠は「寝れれば何でもいい」とおそろかにされがちなこと
・睡眠を知る前に、整体や整骨などの対処療法をし続けている方が多いこと
・肩こりや腰痛の本当の原因を知らないこと
・睡眠不足が午前中のだるさに影響しているのに、改善策を知らないこと
・仕事を頑張りたいと思っているのに、体がついていかないことで会社に迷惑をかけられないと休職や退職をしてしまった人の悔しさ。
・「社員は家族」で雇用しているのに、心の病になることを気づけなかった経営者の後悔。
・うつ病発症の7割が「睡眠に障害」があり、睡眠を改善すれば職場復帰できるということを認知されていないこと。
・これからAIやIoTの時代になっても最後は「人」が大切なこと。
なぜ企業向け「睡眠研修なのか?」
会社は「人」が命です。企業の最大目的は「利益の確保」にあります。現在は人材の確保に苦労している経営者の方は多く、人材育成を行う企業も増えてきています。
しかし、入社してもすぐ辞めてしまう理由の中に、「体調不良のため」という理由があることをご存知でしょうか?従業員の方は辞めたくないのに辞めざるを得なくなっていることも大きな理由のひとつになっているのです。
「仕事がうまくいかない」「会社の人とうまく馴染めない」「やる気はあるのに体が動かない」など、ストレスによって人は潰されてしまうのです。私自身経験がありますが、今までは「働く時間を長くすることで売上を作って」きました。
しかし、現代はストレスをうまく発散できない人も多く、多くは不眠症をまず発症します。良質な睡眠を得ることは、間違いなく「会社の利益」そして「働く人にとっても利益」になるのです。
◉「快眠デザイン研究所」の創業理念は「日本人快眠化計画」。
→ 労働時間の短縮と利益のアップ」につながります。
うつ病などメンタルヘルスの不調で会社を休職した社員の42.3%が、休職制度の利用中や職場復帰後に退職しているとの調査結果を、独立行政法人「労働政策研究・研修機構」(東京・練馬)がまとめた。
調査は2012年11月に実施。メンタルヘルスやがん、脳疾患、糖尿病などによる病気について、休職制度の有無や期間、退職・復職の状況などを尋ねた。5904社が回答した。
調査結果によると、過去3年間にメンタル不調を理由に休職制度を利用した社員の退職率は、全疾病平均の37.8%を4.5ポイント上回った。
最も高いのはがんの42.7%だが、がんによる休職は50代以上の割合が高く、定年など病気以外の理由による退職も多数含まれているとみられる。「メンタル不調は30代以下の割合が高いため、病気を直接の原因とする退職率はメンタル不調が最も高いと考えられる」としている。
(2019年3月28日(木)日本経済新聞より引用抜粋)
メンタル不調による退職や休職はこれからも続くと予想されます。メンタルの不調は個人で改善するのは非常に難しく、また、経営者の責任によるところも大きくなると感じています。
あなたの会社は心から「社員を大切にしている」と言えますか?