【忘れないで】佐賀県大町町、水害の被害「2週間後の今」

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

今日は用事があって、佐賀県の武雄市近くまで行ってきました。

佐賀県といえば、先日の大雨で甚大な被害が出た場所です。病院が水没し、油が流出したものを自衛隊の皆様が災害派遣で行かれているのをテレビでご覧になった人もいらっしゃるでしょう。

 

それから約2週間が経ち、それでもボランティアの方達がたくさんいて家財整理や道路に残っている泥を掃除されているのをみて、心からお見舞い申しますという気持ちでいっぱいでした。

災害などの場合にはPTSDへの早めの対策を

PTSDというのは、その時の記憶が呼びおこされた場合に、強いストレスを感じ、不調になることを言います。

「トラウマ」になる状態といったほうがわかりやすいでしょうか。

自分ではどうしようもできない状態になった場合に、それが強い衝撃となり、心的外傷となって、心の奥深く残ってしまいます。

今回の佐賀県の水害もPTSDになる可能性が充分あると思います。

そのことから不眠に陥り、最終的には精神的にまいってしまうことも充分に考えられます。

 

PTSDの対策

私は専門家ではないので、一個人としてとしかいえませんが、一番の対策方法は「マインドフルネス」だと言われています。

これは、目をつぶって一切の情報がない状態にまで気持ちを落ち着ける方法です。

 

トラウマ的症状の場合には、その時の記憶がフラッシュバックとなって心理的にやられていきます。

そんな時は、心落ち着けて「自分のことを客観的に見る」ことが大切だそうです。

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テレビでは伝わらない現実

申し訳ない気持ちと同時に、今も復興に携わる方々へのエールとなれば。

そして、ニュースでは2週間も経てば報道されることも少なくなっていく現実を見て、少しずつ復興に向けて頑張っているみなさんへ向けてブログを書かせていただきました。

 

佐賀県大町町、国道34号線沿いの道路

テレビでは油流出の問題がクローズアップされているようですが、一般のご家庭、店舗にも甚大な被害が出ています。

道路脇に生えている草が茶色くなっているのがわかるでしょうか?この位置まで水位が上がったという証拠です。

ガードレールが私の腰上くらいまでありますので、胸あたりまで水没したということです。

武雄インター近くの「井手ちゃんぽん」というこの辺では有名なちゃんぽん屋さんです。

ここは壊滅。店内のものは全て外に出され休業中。数件隣にある井手ちゃんぽんの製麺所らしき場所も全て水没。外からは見えませんでしたが粉類はほぼ全滅と考えるのが妥当でしょう。

ここは34号線沿いにあるユートクという地方のホームセンター。一時的に瓦礫置き場になっているものと思われます。

2週間後の9月7日には瓦礫は全て撤去され、「元気に営業中!」との看板が立てられていました。

ホンダ車専門の車屋さん。ガラスの中に置いてある車は移動され、店内はもぬけの殻状態。

店頭に止めてあるホンダステップワゴンのサイドミラーあたりまで茶色い筋が入っているのがわかります。

あたり一面この状態になっていたというのは本当に信じられない状況です。

私自身、こうなる数時間前にこの道を通って大村に帰りましたから、考えただけでゾッとします。

この水没の日は高知県から帰ってきていました。筑紫野インターから武雄インターまでが通行止になっていましたので、この34号線を帰ってきたのです。

その時のブログがこちら↓。

仮眠を計画的に実施した結果報告
みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。よくブログやHP等で「仮眠を取りましょう、それがパフォーマンスを高める最も良い方法です」と私自身もお伝えしていますが、実際今回は長距離の運転をする機会があったので、実体験をお伝えしたいと思い...

 

これは豪雨から2週間後の9月7日の撮影。フェンスに葉っぱがついてママの状態です。ここも胸あたりまで水が上がってきたことがわかります。

洋服の青山、カジュアルウェア販売会社のライトオンも店内は「もぬけの殻」。店内の商品を運び出し店内の清掃をしているのだと思います。

床などはコンクリートにフロアクッションを張っていると重いので、乾燥させるまでには時間が必要です。

これは市役所の先にあるグラウンド。ここが瓦礫の集積場所になっているようでした。

これも2週間後に撮影したものなので、量は少し少なくなっているのかと思いますが、泥と、湿気が入り混じったうようななんともいえない匂いがしました。

ちなみに今日の気温は2時くらいで33℃くらいありました。

自然は本当に怖いです。

前を向くしかない

私が偉そうなことをいう資格はないのですが、災害に遭われた方へお悔やみ申し上げるとともに一歩ずつ前に進むしかないのだなと、心が痛みました。

 

自然を前に、何もできない気持ちが込み上げますが、本当に

「一歩づつ、少しづつの復興」を願います。