オーダー枕を買ったのに合わない【5大理由】

快眠寝具について

オーダー枕を買ったのに合わない理由

「オーダー枕」って知ってますか?

 

みなさんこんにちは、長崎県大村市で「不眠とサヨナラ」するための睡眠トレーナーをしています。

 

快眠デザイン研究所の古泉です。

 

みなさんはオーダー枕って使ったことありますか?いま、巷ではかなり名前が知られてきている枕で、

 

あなたにぴったりの枕を、あなたの体を測って作っちゃいます!というもの。

 

私自身も長崎県の大村市で16年間寝具店をしていたので、その時にはオーダー枕を開発・販売していました。

 

10年間くらいで総数にして約2500個の枕を測って作ってお渡ししていました。

 

やっぱりそんな時でも、「枕が合わない!せっかくオーダーなのに。」と言われるお客様も一部いらっしゃいました。

 

私がいたところでは2500個のうち記憶にあるので2〜3個でしょうか。でも現実は買ったけど合わなくて使っていないというお客様も一部いらっしゃると思います。(いないと思いたいけど、必ず一定数はいると思います)

 

同じように「オーダー枕作ったけど合わないんだよね〜、なんとかしたい!」という方へ向けて

 

オーダー枕が合わない原因はこれだ!の理由をお伝えしていきます。

 

自分に合わせたはずが合わないってことあるの?

せっかく自分に合わせたはずのオーダー枕が、どうもしっくりこない。買ったところに聞いてみたけれど、敷布団との兼ね合いもあるからと言われたけど、どうなんだろう・・・。

 

という意見も聞きます。

 

実際にどうなのでしょうか?

 

その前に、枕ってなんのためにするのかを再確認しておきましょう。

 

枕とは?

 

元島根大学の内藤浩平博士によれば、「人間は、もともと反射的・力学的に体にとって楽な姿勢をとろうとするもので、枕も、人間が体を健康に保つツールとして必然的に発生したもの」という。 最近では、ただ頭だけを支えるだけではなく、首の形を整えて頭を支えるものと言われている。また首や頭の形状は、体型、年齢、性差などで千差万別であるし、マットレスや敷き布団との相性もあり、誰にでも合う万能枕はなかなかお目にかかれない。

参考:ウィキペディア

 

基本的には、体が楽な姿勢を取るために、枕を使うんですね。

睡眠は「体を回復するためのもの」なので、やはり枕は大切で、オーダー枕は良質な睡眠のためには欠かせないものだということはわかりました。

 

オーダー枕が合わない原因を探そう

では、なぜオーダー枕を測定して作ってもらったのに、「合わない」と感じるのでしょうか?

 

合わない原因をお伝えしていきます。

敷布団との相性

オーダー枕が合わない原因として、これは、間違いなくあります。

お店でオーダー枕を作る時には、立った状態で測定することが多いと思いますが、実際に敷布団の上に仰向けになった時には、「柔らかい布団だと腰が沈み、硬い敷布団だと腰が張り出す」という状態になってしまいます。

 

お店で作ってもらって気持ちいい!と感じたのに、家で使ってみると「あれ?」と感じた時にはまず、ここを疑いましょう。

 

体重の増減

次に枕が合わない時の原因として考えられるのが「体重の増減です」。

体のことなのに、体重がどう関係するの?と思うかもしれませんが、

 

例えば、身長が同じくらいで、体重だけが増加した場合には脂肪率の割合が変わってきます。そうなると必然的に首の周りや顎周りに脂肪がついてしまいます。

 

首の部分をしっかり支えていたはずなのに、圧迫を感じたり後頭部が圧迫されるようであれば、体重の増減がなかったかを振り返ってみましょう。

 

気温の急激な変化

適正な布団の中の「温度と湿度」というものがあります。布団の中の温度は33度前後、湿度は55%前後が一番快適に眠れる温度湿度です。

 

例えば雨が降って湿度が急に上がったり、気温の変化が著しかったりした時には、布団の中の気候も当然変わります。

 

いつもより寝返りが増えたり、布団を剥いでしまったりした時には枕があっていないと感じることがあるかもしれません。

 

心理的なことが要因の場合もある

急な悲しみや興奮などがあった場合でも、興奮冷めやらぬ状態で布団に入った時には、眠れないことがあります。

 

これは枕のせいではなく心理的なことが原因として挙げられます。

 

気持ちが落ち着いた時に、再度確かめてみましょう。

 

調整ミス

これはあってはならないことですが、人間がすることなので可能性がないとも言い切れません。

オーダー枕を測定したはずなのに、調整がうまくできていなかった時は当然合いません。良くあるパターンが、使う本人が普段の寝方が「仰向け寝が多いのか横向き寝が多いのか」を聞いていなかったこと。

 

測定している時は立った状態なのでその部分が考慮されていない時は、合わない可能性があります。

 

この場合も、買ったところに相談してみましょう。

 

メンテナンスや再調整できるところで買っていますか?

オーダー枕を作ったけど合わない!失敗した!と考える前に、ほとんどのオーダー枕を販売しているところでは、再調整やメンテナンスをしてもらえると思います。

 

オーダー枕を作って販売しているところの多くは、「ぐっすり眠ってほしい」という一心で製作しています。

 

今の家の寝具状況や、体調なども相談してみて、メンテナンスできるところであれば、すぐに返品しないで再調整をしてみてください。

 

ひとの体は十人十色ですので少しの調整で、良くなることもしばしばあります。

そこは買ったところでお店の方に聞いてみるといいと思います。

 

売る人の説明にもよる

売る人によって、説明が上手だったりそうでなかったり、説明される言葉によっても納得感が変わってくるかもしれません。

 

「この枕じゃないと絶対ダメですよ!他の店の枕はダメですよ!」なんてことを言う人はいないとは思いますが、

 

今はオーダー枕が何種類もあって、その中からお客様は選んでいるのですから、多少の違いは知っている人から買ったほうが安心ですよね。

 

オーダー枕を作ろうとしてるけど、もう少し詳しい人から聞きたい!なんて時は遠慮せずに聞いてみましょう。

 

ちゃんと教えてくれるはずです。

 

実は「セミオーダー枕」なるものもある

オーダー枕とよく似た「セミオーダー枕」と言うのも最近は売っていることがあります。

 

私たちのような販売する側からすると

 

「フルオーダー枕」 = 「オーダー枕」 = 「全て店側が高さ調節をする」 = 「合わない時はメンテナンス」
「セミオーダー枕」 = 「高さは万人ウケする高さで販売」(万人ウケが良くわからないけど) = 「高さ調整はご自分でお願いします=合わない時はメンテナンスできかねます」

 

と言う風に区別されています。

 

枕を探している方は、ほとんどの方がフルオーダー枕を選ばれますが、

 

プレゼントや、現時点で枕に困っていないけど買い換えようかな。という方には「セミオーダーまくら」も良いかもしれません。

 

まとめ

オーダー枕を買ったのに合わない時は、これを疑ってみて!という目線でお伝えしてきました。

あとは、各社いろんなタイプのオーダー枕を販売していますので、比べてみて、自分にぴったりの枕を選んでくださいね(^^)

 

https://comodomani.com/pillow/

 

https://comodomani.com/order-pillow/