睡眠不足は認知症になるリスクが1.3倍?

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

長崎新聞で「睡眠不足 認知症リスク高く」という記事が載っていたので皆さんにシェアしたいと思います。

イギリスで8000人を25年間す追跡して分かった結果

これはイギリスの「ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン」がまとめたもので、8000人に行った追跡調査の結果です。しかも25年の年月がかかっています。

この記事によると調査は1985年から始まり、男女7959人に年齢を重ねるごとに睡眠時間を報告してもらい、認知機能の変化を調べたもので、このうち521人がアルツハイマー病などの認知症が発症したとのこと。

通常睡眠と言われる「7時間前後」よりも恒常的に睡眠時間が短かった人は通常の睡眠をとっていた人に比べて発症リスクが1.3倍に高まっていたことがわかりました。

脳の役割

本来、脳は記憶の整理や学習に関わっていて、睡眠中に脳の修復や回復、さらには心身の回復など多くの役割を担っています。

睡眠には「時間」と「質」があり、これまでは短時間睡眠でも質が良ければ、活動的になれるという意見もありましたが、今回の発表ではある程度の「睡眠時間」も重要だということがわかりました。