社員の健康を守るために。「3週間で生活習慣を改善しよう!」

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

自粛自粛の毎日、外に出た時に大きく深呼吸しているのは私だけでしょうか?

今日は、睡眠リズムが乱れてしまって、睡眠に影響が出ている人のために「快眠3週間チャレンジ」をお話ししたいと思います。

快眠3週間チャレンジとは?

今、巷で出ている睡眠の改善方法の様々な書籍。

「これをすれば快眠になれる!」「快眠に効く、〇〇法」みたいなものがありますが、睡眠は一朝一夕で回復するものではありません。

私が多くの人に不眠の解決法を話す時には「少なくとも3週間は必要です」と言っています。

なぜなら、少なくとも「現状の観察」「対応方法の発見」「睡眠習慣の確率」と何やら難しい言い回しをしてしまいましたが、要するに

1、快眠を妨げているものは何か?
2、どうすれば快眠に近づけるのか?
3、習慣化
をチェックする必要があります。

快眠3週間チャレンジの内容とは?

 

快眠になるためには、以下にあげることを順番に進めていきましょう。

1、自分に必要な睡眠時間を把握する
2、自分が抱える睡眠の問題点を直視する
3、睡眠リズムの改善を行う

自分に必要な睡眠時間を把握する。

 

まずはここから始めていきます。

これは次のことをするだけで、ある程度の自分自身に適した睡眠時間を知ることができます。

・毎日の睡眠時間を紙に書く
・その日の目覚めと、日中の眠気を○×でチェックする

だけです。

1週間続けてみると、

睡眠時間が6時間未満の時は「目覚めは×、日中の眠気は○」
睡眠時間が8時間の時は「目覚めは○、日中の眠気も○」
睡眠時間が8時間以上の時は「目覚めは○、日中の眠気は×」

みたいな感じで、「目覚めも眠気も両方○」という睡眠時間が出てきます。これがあなたにとって一番適した睡眠時間です。

1週間続ける必要があるのは、睡眠負債が蓄積している状態だと最初の頃はその負債を返済しようとして睡眠時間が長くなってしまう傾向があるからです。

自分が抱える睡眠の問題点を直視する

一週間後には、本当に体が求めている睡眠時間が理解できるようになってきているはずです。

最後にチャレンジすることは、自分に適した睡眠時間を妨げている項目を挙げていき、「減らせること無くせること」を探していくことです。

例えばテレビを見ている時間が長い方は、テレビは必要なものだけ見るようにしてみる。とか食後のうたた寝をしていることが多い方は、食後にゆっくりする時間の前に食器を先に洗って、お風呂を先に済ませてからゆっくりする時間を後伸ばしにするなどをしてみることです。

意外と目的のない時間があるものです。

その時間を「減らしたり無くしたり」することでその分睡眠時間に充ててみましょう。

睡眠リズムの改善を行う

上記のことを続けている時でも、○×の記入は続けていきましょう。

適正な睡眠時間を知り、睡眠時間に当てる「時間の削減」を実行した後は、「そのリズムが身につくまで習慣化していく」→ここが一番大事です。

睡眠時間が適切なものになっていくと、元気な体で活発な1日を過ごせているはずです。

それを、習慣化して「当たり前」の状態にまで持っていくことが大事です。

チャレンジしていたことが当たり前のことになってくれば快眠へのステージのきます。

ぜひ試してみてくださいね。