「激変!?」セミナー開催はこう変化させればOK

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

新しい生活スタイル、ウイルスをもらわない、うつさないといういわば厳戒態勢の中、今後の社員に向けてのセミナーの方法は随分と変わってくるかと思います。

これから「新しいセミナースタイル」はどう変わっていくのでしょうか?そして、企業はどう対応していけばいいのでしょうか?

今までのリアルセミナー

これまでの社員教育のセミナーは、講師が目の前に立って話をするいわゆる「リアルセミナー」が主流でした。

皆さんの前に立ち、顔と顔を合わせて話すスタイル。

これが普通でした。

セミナーを受ける側からすると、話し方や身振り手振りを確認しながら聞くことができたので、話の進行具合や記憶に残るワード (メモの回数)も多かったはず。

セミナーが終わってからでも帰り道に、部署や同僚と振り返ることもできていましたよね。

そして、講師側も皆さんの顔や表情から「もう少し詳しく話そう」とか「次の話題に入ろう」とか、空気感でセミナーの内容の調節ができていたんですよね。

 

でも、これからはオンラインのセミナーが増えていくでしょう。

これも時代の流れかもしれません。

でも、数年前は「営業からオンラインへ」とか「営業も全てメールやテレビ電話で」なんて言われていたので、強制的に次のステップに切り替えさせられた。

ということでしょう。遅かれ早かれ来る未来だったと思うべきですね。

これからは全てオンライセミナーに?

リアルでのセミナー開催が若干敬遠されつつある今(セミナーだけではなく、人との接触自体がそうですが)、セミナーもオンラインに切り替わりつつあります。

では、オンラインに切り替わることによって、セミナーを受ける側、話す側双方にどんなことが起こるのか想定してみましょう。

 

まず、セミナーを受ける側からすると、オンライになると「セミナー会場の雰囲気や講師の熱量」が伝わってくるということは少し考えにくいですよね。

自宅でパソコン開いて、画面越しに参加するわけですから、少し緊張感もリアルに比べると、低めかもしれません。

オンラインだと、セミナーの途中で画面に映らないようにすれば、セミナー以外のこともできちゃうわけです(笑)。

 

そして、話す側(講師)はどうか?

話す側(講師)としても、若干勢いのあるセミナーにはなりづらくなってしまうような気がします。

特に、モチベーションをあげる(いわゆる自己啓発的な)セミナーでは、画面の向こうで「 さあ一緒に!エイエイオー!」と右手を大きく上げ、大声で叫ぶなんてできませんし、周りからはかなり冷めた目で見られることでしょう。

 

「大丈夫か?」と心配されるかもしれません。

そうなると、オンラインをあまりに重視してしまうと「社員育成セミナー」などは、オンラインだけで全て足りるか?というとやっぱり少し疑問ですよね。

 

では、今までと同じような効率の上がるセミナーにするにはどうすれば良いのでしょうか?

しばらくは「リアルとオンライン半々」で

今のコロナの現状でいうと、しばらくはリアルセミナーだけというのは、おそらくできないと思います。

そして、オンラインだけでは状況の把握や進捗具合が見えづらい・・・。

そこで、「リアルとオンライン半々」が良いのではないかと思っています。

セミナーを開催するときに、今までのように講師を呼ぶことは呼ぶのですが、リアルの会場には10名とか数を限定してセミナーを開催する。そして、オンラインの会場でも同じ内容を聞いてもらう。

ということにすれば、講師の気合の入り方も参加者もいいのではないかと思うのです。

しかし、そうは言ってもオンラインの人は少し気が緩んでしまうかもしれませんよね。

そこで、これまでのセミナーとはいくつか変更して開催するのはいかがでしょうか?これも新しい方法のひとつになるでしょう。

セミナーの「これまで」と「これから」

これはいつもはセミナーに呼ばれる側の私からのご提案ですが

これまでは

事前告知 → セミナー開催 → 終了
という流れだったものを
事前告知 → 質問や疑問をあらかじめ吸い上げる → セミナー+Q&Aに答える
→ 参加者へ課題(とまではいかなくても解決方法を探してもらうなど)
のように少し変化させるといいんじゃないかと思います。

もしかすると今までのセミナーでも課題や報告(アンケート)などはあったかもしれませんが、

今後は少し今までと比べて、手間はかかるかもしれませんが、もしかすると今まで以上に「費用対効果」が出るかもしれません。

もちろん、「予習や復習のようなもの」があれば、抵抗があったり自由参加的なセミナーだと、参加者も少なくなるかもしれません。

でも、やる気がなくていたずらに参加者を増やすより、限定された人数でも、前向きな人たちの集団の方がセミナーとしては効果が出るかもしれません。

(全ての社員に同じように教育したいというなら話はまた違ってきますが)

総務や人事、企画立案される方は、今までとは違って、新しい方法でのセミナー開催を検討していきましょう。

実際に先日開催した西部ガスカスタマーサービス様でのセミナーでは、会場にきてくれた方が25人くらい、あとはオンラインでつないで全部で100人超えていたんじゃないでしょうか?

でも、最後の質問は時間を押すくらいとても質問が多かったですよ。

まとめ

長い文章を読んでいただいてありがとうございました。

ここまで読んでいただいた方は、今までのセミナーが全てできなくなってしまったら困る!と思っていたかもしれませんが、オンライン・オフラインをうまく使うことによって、少し新しいやり方が見えてきたかもしれませんね。

 

セミナーだけではなく、教育、営業、入社前セミナー、採用の方法、懇親会や親睦会なども様変わりしていくと予想されますが、うまく対応していかなければいけませんね。

 

そんな中でも、私もこれまでと変わらず「喜ばれるセミナー講師」目指して頑張ります!