4、眠りは脳や体を休ませ、記憶力をよくする
明日は大事なテスト!今日の夜は徹夜して頭につめこむぞ〜!
と意気込んでいるあなた。それ完全に間違いです。
「眠る」という行動は体の疲れを回復させたり、眠気を少なくしたりすることなんですが、
「記憶を定着させる」という素晴らしいこともしてくれているんです!
なので、テストの時でも「徹夜する」のではなく、「睡眠の力」を信じて(笑)夜に勉強した後に、いつもより少し早めに起きて「復習する」のが一番記憶力を定着させることになります。
これができれば「テストも100点間違いなし!」という結果になるかどうかわかりませんが、少なくともテストの時間だけ覚えていて、テストが終わったらまるで砂時計のように記憶が減っていくということにはならないかと思います。
もちろん一番いいのは、テスト前だから勉強するのではなくて、普段からちゃんと勉強しておくことですけどね(笑)
5、眠る前は自分なりにリラックス
眠る前に「筋トレ」している人がたまにいますが、これは最悪なケースです。
筋トレすることで体が興奮して、さらに眠れなくなります。もし、どうしても「筋トレ命!」という方は、就寝前2〜3時間は間を開けましょう。
夜に急激な運動は体にとっても睡眠にとっても良くありません。
「少しずつ継続していく」ことが一番です。僕も結婚式の前に1時間程度縄跳びをしていましたが、ほぼ効果はありませんでした(笑)
無駄な抵抗は今すぐにやめるべきです(笑)
6、睡眠時間は昼間に眠くならなければ十分
セミナー等で良く聞かれる質問でもあるのですが
「1日何時間寝れば一番パフォーマンスがいいのですか?」と聞かれます。
実は、人によって適切な睡眠時間は様々で、「○時間得れば良い」ということはないのです。
一番適切な睡眠時間は「目覚ましをかけずともすっきり眠れた時間」なのです。
しかし、仕事をしている人なら「寝過ごしてしまう」原因にもなりかねませんので注意が必要です。
こんな感じで「睡眠ログ」をつけるのも良い方法です。
上の事例だと、6時間でも8時間でもダメで、7時間がこの人にとっては一番いい睡眠時間だということがわかります。
「昼間に眠気がなかった」日の睡眠時間がきっとあなたにぴったり合った睡眠時間だということになります。
まとめ
「快眠のための6ヶ条」、いかがだったでしょうか?
間違った睡眠方法をいかにしていることがわかっていただければ幸いです。
「快眠」になる方法は、実は簡単に無理なくできることばかりなのです。
睡眠導入剤を使用している方や、毎日良く眠れないという方は、できることから始めてみるといかがでしょうか?