睡眠時無呼吸症候群とは
みなさんこんにちは。快眠でマックスパフォーマンスを作る古泉です。
この記事は「睡眠時無呼吸症候群」(Sleep Apnea Syndrome)について紹介します。日本で約300万人の患者がいると言われている「無呼吸症候群」ですがこの症状は日中のマックスパフォーマンスに深く関係するのです。
無呼吸症候群とは、どんな症状で、どんな治療法があるのかわかりやすく説明します。
睡眠時無呼吸症候群は病気なのか?
睡眠時無呼吸症候群とは病気なんでしょうか?
Sleep Apnea Syndrome(スリープ アプネア シンドローム)。頭文字をとってSAS(サス)とも言われますが、医学的には
睡眠時無呼吸症候群の毎日への影響
福知山線の列車事故に限らず、睡眠と大事故の関係は随分前からあったのです。
かなり有名なものから挙げていきますが、ここで取り上げたのも一部でしかありません。
実際はもっと多くあるかと思います。
1986年1月28日に打ち上げられた「チャレンジャー号」は、打ち上げから73秒後に突如爆発、シャトルの各部は爆発による空気応力で空中分解した後に大西洋に落下し、クルー7名の全員が死亡した。
爆発したのは、機器の最終確認を担当するNASA職員が長時間労働と睡眠不足で注意散漫となり、整備不良を発見できなかったことが原因とされる。
毎日のパフォーマンスへの影響
睡眠時無呼吸症候群になると、どんな症状が出るのでしょう?
自分自身でチェックしてみると良いかもしれません。
寝ている時
- いびきが出る
- 喉が渇く
- 夜中に起きてしまう
- 息が止まったようになり、その後大きく呼吸をする
- 息が詰まったような「コッ、コッ」と呼吸をする
- むせて、咳をする
起きた時
- 体が重い
- 喉が渇いている
- 頭痛がする
- ぐっすり寝た感じがない(熟睡感がない)
- 集中力の低下
- 二度寝したくなる
など、思い当たることはないでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群の治療法は?
睡眠時無呼吸症候群の場合は先ほども書いたように、自分ではなく周りから言われて気づくことの方が多いです。
では、実際に治療法などはあるのでしょうか?
主な治療法(CPAP・マウスピース・手術)
では、一つずつ詳しくみていくことにしましょう。
CPAP治療法
CPAP(シーパップ)治療法は無呼吸症候群の治療法としてもっとも多く使われている治療法で、
一般社団法人日本呼吸器学会ホームページより引用
いびきは気道が舌根によって塞がれ、気道が確保できなくなることから、起こる症状です。特殊な機械によって空気を送り込むことにより無呼吸を改善する方法です。
いびきの原因を強制的に回避するといった方法ですね。しかし、鼻に装着することから睡眠の邪魔になるため、2割くらいはドッロップアウトようです。
確かに邪魔になりそうですね。
マウスピース
一般社団法人日本呼吸器学会ホームページより引用
これは寝ている間に歯に装着して、下顎を前に出すことによって気道を確保するという方法です。
今はアマゾンなどでも簡単に買えるようですね。病院には行きたくないという方には手軽な方法かもしれません。しかし、睡眠時無呼吸症候群は重大な事故にもつながりかねないですし、お医者さんに相談するのが良いと思います
外科的手術
気道を確保するために、いわゆる”のどちんこ”を切り取る方法があったりします。さらに上あごや下あごを手術によって広くすることで改善させる場合もありますが、これはできるところが限られています。
また、のどちんこの手術の場合は、数年後に元に戻る場合もあるようです。
睡眠時無呼吸症候群はどこに相談するのがいいの?
いびきがひどく出たり、呼吸が止まってしまっていたり、日中のパフォーマンスが悪かったり、「一度病院で診てもらおう」と思った時に、何科で診てもらうのが良いのでしょうか?
内科、睡眠外来、耳鼻科、呼吸器科など、ほとんどの病院で簡易検査等ができます。
一般的には「睡眠外来」を専門にされているところが良いかと思いますが、私が学んでいる「社団法人 日本睡眠教育機構(JSES)」では耳鼻科の専門医での先生もいらっしゃいます。おそらく様々な科で診てくれるとは思いますが、睡眠の専門医がいらっしゃるところが症状に対して的確なアドバイスをくれるのではないかと思います。心療内科に睡眠外来を併設してあるところもあります。
近くの病院で診てもらいましょう。
睡眠時無呼吸症候群と生活への影響
では、睡眠時無呼吸症候群の診断を受けたとして、実際にどんな影響があるのでしょうか?
一般的な症状としては上に書いた通りですが、日常生活にはどんな影響が考えられるのでしょう?
- 高血圧
- 不整脈
- 糖尿病
- 心不全
- 冠動脈疾患などがあります。
心配な時は早めに受診するようにしましょう。ほったらかしにしてて、運転中に心不全で大事故になってしまった・・・なんてシャレにならないですからね。
超絶、簡単チェック!
睡眠時無呼吸症候群について説明してきましたが、自分はなりやすいのかな?と気になる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時はこれをしてみましょう!