睡眠時間と質はタンパク質に制御されていた

睡眠の知識

睡眠の長さと質はタンパク質が作用している

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

今日は長崎新聞に掲載されていた記事を紹介します。

睡眠がテーマでお話しする時には、「睡眠の質」と「睡眠の長さ」が必ずセットで話されます。

眠りの時間と質は「タンパク質」に大きく左右されることはこれまでにもわかっていたようですが

このタンパク質が脳の中のどの部分に作用しているのかというところまでは、これまで解明されていなかたようです。

 

筑波大学 柳沢正史教授が発表

この研究結果は筑波大学の柳沢正史先生によって、アメリカの科学誌ネイチャーに掲載されました。

ネイチャーは、イギリスのロンドンを拠点に設立された、国際的な週刊科学ジャーナルである。総合学術雑誌であり、科学技術を中心としたさまざまな学問分野からの査読済みの研究雑誌を掲載している。国際的な科学出版会社シュプリンガー・ネイチャーの傘下であり、米国、ヨーロッパ、アジアの各国に中核的な編集事務所が設置されている。(Wikipediaより)
柳沢教授の詳しい内容はこちら
柳沢教授によれば、
睡眠の長さは視床下部の神経細胞に「SIK3」というタンパク質が作用することで制御される。
睡眠の質は大脳皮質の神経細胞に「SIK3」というタンパク質が作用することで制御され、ノンレム睡眠が増える。
ということでした。
睡眠には謎が多く、まだ未解明な部分が非常に多い分野です。
私がセミナー等で話す内容も、数年後には大きく変化しているかもしれません。
今後も適切な睡眠をお伝えしていくため、情報収集を幅広くおこなっていきたいと思います。
柳沢教授が睡眠についてお話しされている動画はこちら↓
興味深い話をされているので、気になる方は一度ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ymp-BvWSUm8