「睡眠と肥満は関係ある?」仕事でかなり動いているはずが太った?

個人向け

労働と肥満は関係あるの?

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

仕事を始めて、体も動かして頑張っている私。疲労感半端ないし、夕方に帰ってきてからも仕事してるし、

睡眠時間削ってまで頑張ってるのに、なぜに体重が増えているの?

 

なんて、こんな経験ありませんか?

今日は衝撃的なお話をしましょう。フフフ・・・。

睡眠時間と肥満の関係

引用:NAVERまとめ

上のグラフを見てください。これは睡眠時間を変えた時に体から出るホルモンの違いについて報告された結果です。

睡眠時間の違いによって食欲抑制ホルモン(レプチンと言います)と食欲増進ホルモン(グレリン)がどれぐらい出ているかというもの。

レプチン=「食べないホルモン」
グレリン=「食べたいホルモン」
語彙は少し違うかもしれませんが、こういった方がわかりやすいかも。

7時間半の時に比べて6時間睡眠の時にはレプチンの濃度が低くなります。
またグレリンは7時間半の時に比べて4時間の時はかなり血中濃度が高くなります。

要は適切な睡眠時間をとっていない時は食欲が増進してしまうということが研究の結果でわかっているのです。

 

睡眠時間が長すぎる人も太りやすい傾向にある?

睡眠時間が短い人は

「食欲が増える → 食べる量が増える → 体重が増える → 落ち込む。」

という式が成り立つのですが、

逆に「睡眠時間が長すぎる場合」にも太る可能性が大きいんですよね。でも、これがなぜか?というところまでのエビデンス(科学的証明)が出ていないのが現状なんです。

一説によると、

「睡眠時間が長い → 体を動かす時間が短い → 消費量が少ない → 太る」

とか言われたりしていますが、これはわかりません。

 

ま、私の経験上、体重が増えると体を動かすのは億劫にはなりますよね。睡眠不足の時や寝すぎた時にも起きたら身体動かそう!なんて気にはあまりなりませんし。

ただ、注意して欲しいのは肥満だけではなく、長時間睡眠の方には「うつ状態にもなりやすい」とも言われていますので注意が必要ですね。

いずれにしても、適切な睡眠時間をとることが大切

睡眠時間が長くても短くても、体にとって良い影響はないということがわかってきました。

でも、自分にとってどれぐらいが適切な睡眠時間はどうやって知れば良いの?という方は「睡眠日誌をダウンロードしてみてください」*無料です。

この事例は小さい子供にも当てはまる?

「睡眠時間と肥満の関係」は大人だけに限ったことではありません。実は子供でも睡眠時間が短いと太りやすい傾向にあります。

小学校低学年の時に睡眠時間の短い子が中・高校生になった時にはBMIが高い子が多いという研究もされています。

・ホルモンの問題なのか
・夜更かしするから夜食をしているせいなのか
・昼間の眠気のせいで日中の運動量が少ないからなのか

など様々な意見が出ていたりしますが、明らかに睡眠と何らかの関係があるということは否めないようです。

やはり健康維持には適切な睡眠が欠かせない

仕事を始めて頑張って体動かしているはずなのに、なぜ体重が増えるの?ってショックを受けてるアナタ。

参考になったでしょうか?逆に夜中まで起きて仕事をするよりも、仮眠を上手に使ったり、早起きして朝から仕事をする方が効率は上がりますよ。

こちらも参考にしてください→「睡眠学習」頭が良くなる学習法

 

頑張る姿は応援しますが、体を壊してしまったら無意味です。少しでも効率よくできると良いですよね(^^)