社員教育の目的とは?

法人向け

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

今日は福岡でした。またまたコメダコーヒーに行ってしまいました。まさにワンパターンの田舎者行動です(笑)

社員教育ってなぜするの?

皆さんの会社では、社員教育は行われていますか?

机の上に座って教育するOn-Jt(オンザジョブトレーニング)と、実施の要領で行うOff-Jt(オフザジョブトレーニング)がありますが、どちらも新入社員の教育の時によく使われる言葉ですね。

新入社員の教育の時は、右も左もわからないまま勉強するので、教え込みやすいというメリットがあります。

それが、数年も経つと会社の中での要領がわかり始め、「研修」が大切なんだろうけど、ためになっているのかどうかわからない状態になっていくことがあります。

 

これは、なぜなんでしょう?

 

企業側からすれば

企業側からすれば、新入社員の時であろうと数年経ってようと、教育は大切と思っているから行うんでしょうけど、受けている側からすれば、「また勉強会か〜」と心の中で思っているかもしれません。

 

個人的な考えになるかもしれませんが、人は本来「上昇志向」を持っていると思います。

昨日より今日、今日より明日の方が1ミリでも前に進んでいたいと思っている(はず!)ものです。

 

それが、いつの頃からかなんとなく会社の流れに乗ってしまうものか、諦めモードに少し足を踏み入れてしまっているものか。

はたまた、一日を何事もなく終わらせればいいやと思っているのか・・・。

会社側からすれば、とんでもない考えかもしれませんが、実際の社員は心の中でそう思っているかもしれません(経営者にとってはショックかもしれませんが)。

研修を受ける目的を伝えるだけで

本人にとってみれば、会社から行かされる「研修」は面倒なものかもしれません。

ここで、行かせる側の人にお願いです。というか、ヒントになれば幸いかと。

 

行く理由をあらかじめ伝えておくだけで随分と取り組み方に変化が起こります。

例えば、自己啓発のセミナーの場合は

「自分と違う意見がたくさん出るかもしれないけれど、そういう考え方もあるんだ」ということを知ってほしい。とか、

何回か同じようなセミナーに行っている人がいたとすれば、

 

「同じような話が出るかもしれないけど、1つだけでいいから社内で取り組めるものを探してくれ」と依頼するだけでも、セミナーに行く心構えが随分と変化すると思います。

 

なんのために行くのか?を教えてあげよう

セミナーは高額のものも結構あります。企画する側からすると高い金出しているから「このセミナーで社員が良い方向に変わってくれれば!」と少なからず期待をしているものです。

それだけ期待しているにも関わらず、

ただ、「行ってきてどうだった?」と聞いて終わりになっていませんか?

セミナーに参加する前に「こういうことを習得してきてくれ」というだけで、参加する方は少なからず自分なりにテーマを決めて参加します。

行く前の段階から準備して望むようになるのです。

たまに、「行った人以外には話してはいけない」というセミナーもありますが、そうでない場合は「行く前に目標を見つけておいてあげる」ことを決めておけば、高額なセミナー代も無駄になりません。

 

まとめ

社内、社外どちらでもセミナーに参加する社員がいれば、

1、目標を先に見つけておいてあげる。

2、目標に近づけるために「何ができそうか?」を宿題として出す。

3、帰ってきたらきちんとミーティングの時間を持って主体的にやらせてみる。

ようなことを決めておけば、セミナーや研修も実りあるものになるはずです。

 

ぜひ試してみてくださいね(^^)

 

ではまた、感謝を込めて。