みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
みなさんの会社は従業員がどれくらい働いていますか?
50人以上の企業では、「産業医」の従事が義務付けられています。
産業医は社員の健康管理や、病気のケア等に関わる「会社の中のお医者さん」ですが、
今、その産業医の「質」が問われているようです。
産業医とは
産業医は、その社内の従業員に対して、健康管理をする医者です。
健康診断の推進や、管理、仕事をしていいかどうかの判断をするという、重要な役割を担っています。
今までは、「具合が悪い」「怪我をした」などの相談や対処をしていれば良かったのが、昨今では違うニーズがあるようです。
働き方の変化から「過労やメンタルヘルス」を重視
最近では、アブゼンティズムやプレゼンティズムなどの問題や、過労、ストレスなどが原因で体調が崩れる人が多いもの。
産業医の先生でも、それぞれに専門分野があり、それ以外には対応できないという産業医の方が増えてきているようです。
記事(長崎新聞2020.8.13)にも書いてあるように、
これまでは健康診断のデータチェックが中心だった
ものが
相次ぐ労働法性の改正により過労防止やメンタルヘルス対策を重視
しているとのことです。
要は「名ばかりの産業医」は今の時代とずれているかもしれないということですね。対応できない事案が増えてきているということです。
時代が求める産業医
このコロナ禍よりも以前から、社員が不調を訴えているのは「メンタル」部分が増えています。
記事にも書いてあるように
社員が多い会社だと「安全管理や労災防止」が役割だったものが「長時間残業や心の健康」に移行。
今までのように、具合が悪い方を診れば良いということではなく、社員の健康管理や心のチェックも必要になってきているということです。
「睡眠」に着目している企業は激増
大企業では、この社員の健康管理に対して、
「睡眠」に着目しているところは増えています。
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心の健康は不眠から引き起こされる場合も多く、「うつの初期症状の7割は不眠から」とも言われています。
社員のために会社が取り組まないといけない課題は時代とともに変化していくということです。
まとめ
1、産業医は時代のニーズとともに変化を求められている
2、社員の健康は「体から心」の不調へ
3、社員の健康を管理、先には生産性の上昇を目的に「睡眠」に取り組んでいる企業も激増している
2、社員の健康は「体から心」の不調へ
3、社員の健康を管理、先には生産性の上昇を目的に「睡眠」に取り組んでいる企業も激増している
なかなか大企業にいても「産業医」の存在すら知らなかったり、相談もしたことがないという方も多いかもしれません。
しかし、産業医の先生方も「社員の健康と生産性の向上」に深く関わっています。
会社の業績や自身のパフォーマンスを高めるためにも、産業医の先生に、一度相談してみてはいかがでしょうか。