【徹底解説】グーグルもヤフーもマイクロソフトもやっていた!「仮眠」への取り組み

法人向け

会社の生産性を向上させるために「仮眠」を取り入れよう

勤務中に急に眠気が襲ってきて、業務に支障が出たり、ぼーっとした経験ってありませんか?

 

「仮眠を取ることが業務に集中できる」って話は聞いたことがあるけれど、実際に会社で「昼寝」なんかしてたら、周りから「仕事ができない人」とか「怠けている」と後ろ指をさされるんじゃないかと思っていませんか?

 

もしかすると上司から怒られるかも・・・。

 

実は仮眠を取ることは、会社の生産性の向上に効果があることが実証されています。
一部の企業では「仮眠スペース」等を作って活用されているところも。

 

実際に会社の生産性の向上に仮眠は寄与するのか?についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

働き方改革の一環として取り組む企業が増加中

仕事の質を上げるためには、睡眠の質を上げることが必要なのは誰もが知っていることですが、それに反して睡眠時間を削り、体に鞭打って働いているのが現状。

 

私も今でこそ規則正しい睡眠法を生活に取り入れること(私は夜10時ごろ就寝、朝5時ごろ起床)で、昼間の眠気はほとんどないのですが、

 

入社したての頃は、他の人に負けないように仕事を自宅に持ち帰って、夜中まで眠い目をこすりながら働いていました。

しかし、それも長くは続くものではなく休みの日は遅くまで寝ていました。

 

休み明けの勤務の時はいつもより短い睡眠時間しか確保できず、体のだるさを引きずりながら仕事へ向かう。ということを繰り返していました。

 

さらに、以前は働いていた時間が長いほど売上も伴っていたのが、今はパソコンの普及、効率の良い働きか方が主流でそういうわけにもいきません。

 

いかに効率の良い働き方をするかによって、作業や、業務の効率も変化してきています。

 

そこで最近になって特に注目されているのが「睡眠」の重要性。そして、企業で取り組まれているものに「仮眠」があります。

 

では、「睡眠が不足」すると、現実の業務にどのような支障が出てくるのでしょうか?

「睡眠不足で起こった事故例」と「損害」

スリーマイル島原子力発電所

1979年に起こったアメリカ、ペンシルヴァニア州「スリーマイル島原子力発電所」で起こった事故で、小さなケアレスミスの影響で放射能が漏れ出し、半径8kmの住人が避難するという大事故になりました。

これは、従業員の睡眠不足による疲労が事故の原因として着目されています。

(引用:https://www.nippon.com/opinion311/jp/disaster-data/1103/)

スペースシャトル「チャレンジャー号」事故

1986年、アメリカ、フロリダ州の基地から発射されたスペースシャトル「チャレンジャー号」。

 

宇宙に向けて発射された打ち上げから、わずか73秒後に機器の不具合からスペースシャトルは爆発し、乗組員7人全員が死亡しました。

 

この事故でも、エンジニアが不具合の報告をしたにも関わらず、NASAのマネージャーは打ち上げを敢行しました。

事故後、NASAの長時間労働と睡眠不足の問題が指摘されました。

徳島道16人死傷、運転手居眠り

2017年8月、徳島県の高速自動車道。

高速道路に停車中のマイクロバスとトラックが衝突し、16人が死傷するという交通事故が発生しました。

 

運転手は過重労働と睡眠不足の影響による運転中の「居眠り」が原因と言われています。

 

この運転手は実刑4年の刑が言い渡されましたが、会社の勤務体系にも大きな問題がはらんでいることが明らかになった事故でした。


(引用:https://www.fnn.jp/posts/00318441HDK)

この他にも、睡眠不足や居眠りによる重大事故は起こっています。
あなたの会社は大丈夫でしょうか?これは決して大企業だけの話ではなく、会社の大きさは関係ない話なのです。

「会社×労働者」賠償問題の現実

徳島県の事故などを受けて、バス、タクシー、トラック事業者など運輸業者に適用される「旅客自動車運送事業運輸規則」および「貨物自動車運送事業輸送安全規則」を政府は平成30年に改正しました。

この改正により、睡眠不足の乗務させてはならないことと同時に、本人に睡眠不足の報告を受け、記録に残すことが義務付けられました。

 

これは運輸関係のみならず、車の運転をする事業所には全て当てはまるものでもあります。

 

車を使って営業する会社は多いと思います。そして、管理者が運転者の健康状態を管理しなければならず、万が一事故を起こした場合はその管理にも責任が求められるようになってきました。

 

例えば、長時間勤務の後にバイクで帰宅中に居眠りをして交通事故があったという事例では、「会社は公共交通機関を使うよう指導すべきだった」といった事例もあります。

この場合は会社の過労が死と直結したと認められ、遺族に7600万円の和解金が支払われることとなりました。

 

画期的な和解内容 グリーンディスプレイ青年過労事故死事件
2018年2月8日の #グリーンディスプレイ #青年過労事故死裁判 の勝利和解報告会で配付したの資料です。 裁…

 

労働環境と睡眠はこれほど関係があり、労働者の生産性に関連づくものなのです。
過労死問題が世間を騒がせたこともありますが、「過労→死」ではなく

 

「過労→(睡眠不足)→(精神的疾患)→死」という目に見えにくいものがあるのです。

目に見えにくいものだからこそ、管理者の責任が問われることになっているのです。

 

快眠デザイン研究所の「社員研修」では、これらの被害を出さないために「企業へ向けての仮眠の大切さ」をお伝えしています。

 

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