睡眠中の体のポジションと健康に与える影響について

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

皆さんは寝る時は仰向けですか?横向き寝ですか?

もしくはうつ伏せ寝?

今回は睡眠中の寝方と健康に与える影響についてお伝えします。

睡眠中の体のポジション

睡眠中の体のポジションは、健康に影響することがあります。以下に、一般的なポジションとそれらが引き起こす可能性のある影響について説明します。

仰向け寝

仰向けで寝ることは、腰痛や睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクを高める可能性があります。また、口呼吸をしやすく、鼻づまりの原因となることもあります。

仰向けで寝ると、下腰部が強く反らされるため、腰痛のリスクが高まります。また、口が開いてしまい、口呼吸をしやすくなるため、口の中やのどの乾燥、口臭の原因となることがあります。

さらに、鼻づまりのある人は、仰向けで寝ることで、鼻腔が閉塞されるため、より呼吸が困難になることがあります。さらに、SASのリスクが高まる可能性もあります。

またこれらは枕の高さを調整することで改善できることがあります。

横向き寝

横向きで寝ることは、SASのリスクを軽減することができます。また、胃酸が逆流しやすい人は、横向きで寝ることで、胃酸の逆流を防ぐことができます。さらに、横向きで寝ることで、腰痛を引き起こすことが少なくなります。

いびきが頻繁に起こる方は仰向け寝よりも横向きで寝た方が気道が確保され、いびきの軽減につながることがあります。

うつ伏せ寝

うつ伏せで寝ることは、腰痛を引き起こす可能性があります。また、顔や首の皮膚に圧迫をかけ、しわの原因になることもあります。

腹向きで寝ると、首がねじれた状態になり、首や肩に負担がかかるため、肩こりや首の痛みの原因になることがあります。また、腰に負担がかかり、腰痛の原因になることがあります。

また、乳幼児をうつ伏せにして寝ることは絶対にオススメしません。

体が未発達の状態でうつ伏せで寝ることで、胸が押しつぶされ十分な呼吸が確保できない場合が多々あります。

これによって毎年数例の事故も起こって。

睡眠中の体位変化

睡眠中に体位を変えることは、血行を改善し、体の圧力を分散することができます。これにより、床ずれや肩こりなどのリスクを軽減することができます。また、体位変化によって、睡眠の質が向上することがあります。

睡眠中にスムーズな寝返りをするためには、枕の高さと適度な硬さのマットレスが必要です。

また、肩こりに悩まされている方は枕の高さ、硬さを見直してみましょう。

さらに腰痛に悩んでいる方はマットレスを見直してみてはいかがでしょうか?

まとめ

以上のように、睡眠中の体のポジションは、健康に影響することがあります。健康を考慮して、最適な寝姿勢を選択することが大切です。また、体位変化を促すために、適度な硬さのマットレスと枕を使用することも重要です。