人気のあるセミナー、つまらないセミナー

法人向け

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

私は企業を対象に「睡眠」の中でも「仮眠」に特化して研修を行なっていますが、研修をしている私がいうのもなんですが、「セミナーや研修は必要なんでしょうか?」。

今回はそんなことについて書いていきたいと思います。

セミナーを企画している方に少しでも参考になれば幸いです。

人気の「ある」「なし」セミナーはどこで別れる?

セミナーと一言でいっても、たくさんの種類があります。最終的に身になった、ならなかったの判断はセミナーを受講した方の感想になるかとは思いますが、まずは「人気のあるセミナー、人気のないセミナー」があるのか?調べてみました。

人気のあるセミナー

 

人気のある管理者向けセミナー
第1位 「ハラスメント防止対策」関係
第2位 「マネジメントスキル」関係
第3位 「リーダーシップ」関係

参考:インソースHPより

「ハラスメント防止対策」

このセミナーは昨今問題によく挙がっている「従業員に対して嫌がらせ行為」をなくすというもの。
上司からこんなこと言われた、あんなこと言われた、心身ともにダメージを受けた。など上司から部下に対して「嫌がらせや精神的苦痛を与えること」がないようにするという対策セミナー系です。
ハラスメントを言われ出したのはここ数年のような感じがしますが、実際以前からあった話だと思います。
私が新入社員の時は(なんていいうこと自体が古いと思われるかもしれませんが)「文句言われるの当たり前、当然のように残業」もしていました。
ただ、そこには言ってくれる人の「愛情を感じていた」のは事実で、「嫌がらせ」というよりも「教育の方法」だったと感じています。

「マネジメントスキル」

マネジメントとは「組織に成果を上げさせるためのスキル」のことですね。

組織=2人以上の協働作業のことと定義すれば、「いかに効率よく、チームで目標を達成させるか」について学ぶことですね。

これは以前から人気のセミナーですが、繰り返し研修を重ねるたびにスキルはアップしていくようです。

「リーダーシップ」

マネジメントと少し意味合いが似ていると感じる人もいるかもしれませんが、マネジメントは「組織を束ねる側のスキル」であり、リーダーシップはそのチームに所属する「一人一人の遂行力」と考えるとわかるやすいかもしれません。

先のラグビーW杯で言えば、キャプテンのリーチマイケル選手は「マネジメント能力」を発揮し、メンバーは「リーダーシップ」を発揮したことは、今回の成果を残したと言えるかもしれません。

人気のない(つまらない)セミナー

つまらないセミナー
話が退屈
難しい専門用語が多いセミナー
まるでお経を読んでいるようなセミナー

人気のないセミナーというのは実は「少ない」ことのようで、実際はそのセミナーや研修で話す人に多く左右されるようです。

セミナーや研修をしている側の私からすると耳が痛い・・・。

 

意気消沈するのではなく、「1つ」でいいから取り入れる

会社が大きくなると、いろんなセミナーや研修に生かされることも増えてきたりするかもしれませんが、セミナーを聞きにいく(どうせ行かないといけないなら(笑))ならば、

1つでもいいので「自分の筋肉にする」ことを目指してみてはいかがでしょうか?

「行ったけどつまらなかった」という勿体無いセミナーにするのではなく、「あの部分はできそうだ」とか「あの部分は何か活かせそうだ」と1つでも身になるヒントをもらって実行できれば成功!という風に捉えてみましょう。

まとめ

社内でセミナーを考えている方がいれば、セミナーは「いるかいらないか」という基準ではなく、「参加者を引きつけられるか?楽しそうか?興味がありそうか?」で選ぶといいかもしれません。

もちろん楽しいだけではなく、中身があっての話ですが。

 

最終的にセミナーの成否を決めるものは「楽しかったかそうでなかったか」ではなく「セミナー後に聞いていた人が行動できるかどうか」にはなってしまうのですが、聞いてくれそうなテーマでないと集まらないということもあり得ます。

今回のブログがセミナーを取りまとめる方や、「今度の会社のセミナーなんにしよう?」と企画する側の方は少しでも参考になれば幸いです。

 

「中身も大事だが、興味を持ってくれる講師かどうか?」

「グッと響きそうなセミナーをしてくれそうかどうか?」で選ぶこともセミナー成功のポイントかもしれませんね。