みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
ネスレといえばコーヒーの大手、「ネスカフェアンバサダー」も有名。
そのネスレと、NPOまちづくり大井、ジム運営のビジネスライフとタッグを組み、質の高い「仮眠」の出張サービスを始めたようで、「日経産業新聞」に掲載されていました。
会社の「働き方」「働かせ方」の質が問われている
ビジネスマン、ビジネスウーマンだけに関わらず、「日頃の悩み」で不満に思っていることの上位に必ず「睡眠に対しての不満」が上がっていますよね。
ぐっすり寝るって、子供の頃には何も考えずにできていたのに・・・。
「入学や進学、就職」というような段階をふむにつれて睡眠問題はかなりのテーマになっているようです。
それもそのはず、今、仕事の環境や人間環境に慣れずに会社に出勤できない人が年々増えてきているんです。(アブセンティーズムといいます)
出勤できない人も会社から見るとコスト(経費)ですよね。
例えば、会社を休まなければいけない人が一人いたとしましょう。会社は休んでいる方の給料ももちろん支払います。
働いている人の中には申し訳ないと辞めてしまう人もいて、
新しく採用しようとしてもなかなか今のご時世人材不足で採用できない。
しかも、いい人材は環境の良い会社に入っていく。会社は頭を悩ませていますよね。
これは厚労省が出した人手不足に対する現状と取り組みの資料です。
引用:財務省「財務局調査による「人手不足の現状及び対応策」について」
クリックしてhitodebusoku088.pdfにアクセス
約6割の会社が、採用に悩んでいるようで、それに伴って従業員の負担が大きくなっているようです。
また。「受注機会等逸失」。受注できそうなものが取れなかったようになると、売上にももろに響いてくるのでかなりの痛手になってしまいます。
新しい取り組みの波が
採用ができなくなってきたり、人材が不足してくると
「今いる人でなんとかしないといけなく」なって、企業も様々な取り組みをしています。
引用:財務省「財務局調査による「人手不足の現状及び対応策」について」
採用を強化しているところが多く、他の会社との差別化が必要になってきますね。
さらに、業務環境の改善も取り組んでいます。
グーグルやヤフー、マイクロソフトなどの超大企業でも、社員への待遇がよく「昼寝スペース」を設けているところもありますよね。
働き方というより働かせ方に頭を悩ませているところが多いでしょうね。
売上とコストを天秤にかけた時にどうなるかということろです。
仮眠を仕事にする
そこで、今いる人材への待遇強化の取り組みとして「パワーナップ(昼寝)制度」を取り入れている会社も増えてきています。
仮眠や昼寝と聞くと、「だらけている」とか「自己管理ができていないと思われそう」など周りの目が気になることもありますよね。
中小企業でも、仮眠を取り入れているところもありますが、一番みんなが協力できて取り入れることに成功している共通点には次のようなことがあります。
2、仮眠を「業務の一部」にしている
3、みんなで取り組めるように啓蒙している
などがあげられます。
仮眠はパワーナップという意味ですが、日本語で「仮眠」の意味です。
そして、さらに「積極的仮眠」とも訳されます。
積極的に「仮眠」を取り入れることによって、従業員の生産性が上がって会社にも利益をもたらすことになればいいこと間違いなしです。
あなたの会社でも仮眠を取り入れてみてはいかがでしょうか?