悩み事とうまく付き合う「4つの考え方」

睡眠の知識

不眠の原因に「悩み事」がありますが、悩み事は「無くそう」とするのではなく、「うまく付き合う」という気持ちになると少しだけ気が軽くなります。

悩み事の多くは解決しないことの方が多い

誰もが抱えている「悩み」。

この悩みによってストレスが溜まったり、睡眠不足に陥ってしまっている人はとても多いと思います。

「悩み」というものは不思議なことに、眠る前や仕事をしていない時など、少しゆっくりしている時に限ってモクモクと湧き出てくるようです。

この時に出る悩み、実は「その場では解決できないものが多い」のが事実です。

その悩み事はほとんど解決できないことが多い
 
では、そんな時にはどうするのが一番なんでしょう?
私自身の経験から、悩み事がでてきたときには「枕元にメモを置いて書いておく」ことが手っ取り早い方法です。
 
枕元にメモを置いて、悩みのリストを作っていくのです。
例えば、「Aさんとの人間関係に悩んでいる」ということが悶々と頭をかすめることがあれば「Aさんと最近うまくいかない」ということをメモするのです。
 
もちろん書くだけでAさんとの人間関係が解決するなんてことはないのですが、書くことによって、「この問題は今の時点で解決できないものだ」と脳に指令を出すようにするのです。
 
これだけで、とりあえず今の時間は悩まないで済むようになります。
「これだけで?ほんと!?」と思う方も多いと思いますが、実践してみてください。不思議なくらいに気持ちが落ち着きます。
 

今の悩みは一年後には忘れているから安心して

こう書くと何やら精神論のように聞こえるかもしれませんが、例えばあなたは「一年間の今日抱え込んでいた悩み」を思い出すことはできますか?

おそらくほとんどの方が「そんなもの覚えているはずがない」とおっしゃいます。

ここが大切なポイントで、人は忘れていく生き物のようです。

もちろん今現在悩んでいるのですから、そんな馬鹿な話があるか!と怒ってしまう人もいるでしょう。

 

しかし、一年後には、あなたはきっと同じ悩みで悩み続けているはずがないのです。

考えることを止めろと言っているのではありません。

悩みすぎて心を傷つけるくらいなら、少し軽い感じで悩んでみてはいかがでしょう?というご提案です。

悩みの多くは人間関係

私も今でこそ、個人事業主としてひとりで全ての仕事を回していますが、以前は雇用される側でもありました。

その時の悩みの多く(ほぼ100%かもしれません)は人間関係なのです。

例えば社内での人間関係、スタッフ同士の人間関係、お客様との人間関係・・・。

数え上げればキリがないのですが、その悩みの多くは人間関係にあるといっても過言ではないのです。

 

言われた方だけ傷つくって損してない?

 

ある時、他の人から嫌なことを言われたとします。

言われたことで心が傷つき、それが悩みのタネとなって言われた本人は思い悩みます。
しかし、言った本人は覚えていなかったり、今頃笑顔で美味しいパフェでも食べているかも知れません。

言った方は、あなたが思っているほどあなたのことを気にしていないことが多いのです。それはあなたに興味がないといういうわけではなく、むこうも忙しいのです。

 

「悩みのタネは撒いても、それを育てているのは自分ひとり」なんてことも往々にあり得ます。

あなたが気にしているほど相手は気にしていませんよ。

まとめ

悩み事とはうまく付き合っていきましょう。

ポイントと考え方を書いてきましたが、まとめると

1、悩み事が浮かんできたらメモ帳に書く
2、悩み事の多くは一年後には忘れていることが多い
3、悩みの多くは人間関係
4、言った方はあなたほど気にしていない
ここまで書いたとして気づきませんか?
悩み事は「なくならないもの」なのです。
なので、悩み事は自分が成長しているスパイスだと思って、前に進んでいきましょうね!
 
*どうしても嫌になったら受け止めるのではなくて、全てのことから逃げましょう。
逃げるのは卑怯!なんて思わずに。
頑張りすぎてあなた自身が壊れていくほど意味のないものはありません。
生きていくことはあなた自身の「責任」なのです。逃げて自分自身を守る行動をとることもあなたが自分に対してできる責任なのですから。