皆さんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
最近思うこと。
大企業の方が「福利厚生」や「社員のためのプログラム」は充実しているとつくづく感じます。
中小企業はどちらかというと、
「売り上げを上げる方法 → 利益が出たら還元」
大企業は
「社員の働きやすさ推進 → 売り上げを効率よく上げるシステム」
という順番で会社づくりをしているのだと感じます。
デンソーテンという企業
今回「15分で作業効率を上げる仮眠のススメ」というタイトルで話を80分させていただきました。
デンソーテンは、トヨタ車のカーナビゲーションの部品、端末、車の部品を製作している会社で、神戸に本社があり全国に事業所がある、一般的にいう「大企業」です。
そんな中でなぜ、睡眠に取り組むのか?
それはただ睡眠がブームだということではなく、社員の働き方を改革する上で「効率の良い方法」を大きな企業でもやはり模索しているということだと思います。
どこに重点を置くか?
今回は、神戸本社で約50名の方、そして別事業所をサテライトで繋いでそこでも受講していただきました。
「仮眠を企業であたり前のように取り入れる」ことを最大のテーマにいつも話をさせていただくのですが
これは企業の大小に関わらず取り組んでほしいことなんですが、セミナーをさせていただくときは「どこでその会社に貢献できるか?」を考えながら話をするようにしています。
これはセミナーの時の目次ですが、
「仮眠制度の重要性に重点を置くのか?」「取り組み方に重点を置くのか?」「取り組みができないハードルになっていることがあるか?」
など、話を進めていく上で様々なところに重点を置くようにして、アレンジしていきます。
今回のデンソーテンでは、「取り組みの方法」と「実際の仮眠のとり方」について重点を置くように話を進めていきました。
社員の福利厚生に「睡眠」を取り入れよう
人気セミナーは、やはり「売上アップの方法」がダントツです。
どちらかと教養タイプの講演はなかなか取り入れられるまでにハードルがあります。
しかし、企業が利益を上げるためにはそこで働く人材にも目を向けることも大切なのです。
しかも、社員が「自らできること」が大切です。
睡眠は目に見えるものではないため、後回しにされたり、「個人の問題」と受け止められることも非常に多いですが、「目に見えないことだからこそ確かな教育を」
と考えています。
もし、セミナーを開催される予定がある企業は「社員の睡眠」にも目を向けてみてください。
売上が爆発的に伸びる!という営業テクニックではありませんが、
睡眠に注目することはとても重要なことだと思います。
まして仮眠を会社に取り入れるときは
「コストもかからない、すぐにできる、結果がついてくる」
ものですので、これからも多くの会社で取り入れられることを期待しています。