みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
他のサイトになるのですが
「コロナ期間中に不眠症になってしまいました。なにか良い薬あれば教えてください」
という質問がされていました。
コロナによって変化した生活習慣
「不眠の人は増えるだろう・・・」
これは、少数意見ではなく、コロナが蔓延しだしてテレワークやリモートワーク、時差出勤や自宅勤務が実施されている時くらいから言われていました。
私も睡眠を専門にしているので予想はついていましたが、
「では、どこを見直せば良いのか?」についてはなかなか表に出ることはありませんでしたので、
お伝えしようと思って、このブログを書いています。
まずはチェックしてみよう
コロナだからということだけではなく、
「生活習慣」の変化は必ず、心理的にも、身体的にも変化をもたらします。
そこで、まずはチェックしてみましょう。
1、ベッドに入っても眠れなくなった
2、朝スッキリ起きれなくなった
この2点が最初に感じる「不眠かな?」のカギになります。
そもそもこの2点は「入眠障害」と「熟睡困難」にあたります。
そして、これは「睡眠時間のズレ」が原因であることが多いのです。
サーカディアンリズムという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが
人は24時間の中で生活しています。
もともと人のリズム(生体リズム)は25時間前後と言われています。
そこには1時間のズレがあるということです。
そして、そのズレを修正するのが「光を浴びることによって体内時計をリセットする」ということです。
体内時計をリセットしよう
体内時計は光で調整(リセット)されるので、例えばリモート勤務で自宅にずっといれば、光を浴びる時間が少なくなり、体内時計はズレていきます。
そして、ずっと自宅にいて、外に出ない日が続くと体内時計は遅くズレていきます。
これが夜になっても眠れない、朝になっても起きれない理由にもなります。
「蛍光灯があるから光は浴びている」と思うかもしれません。
しかし、家の中の蛍光灯の光と、お天道様の光は全く違い、やはり自然の力は偉大なんですよね。
たとえ曇り空で日差しが少なくても、体内時計をリセットする力は強力です。
不眠になっていると感じた時には
「光」を浴びることから始めてみましょう。