みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所古泉です。
一日はおよそ24時間で回り続けています。
そのサイクルにあわせて私たちは生きています。
しかし、人は本来、体内時計のサイクルが25時間だったとすれば、あなたは信じますか?
人の周期は25時間サイクル
実は人の体内時計の周期は本当に25時間なのです。
この画像をみていただくと、理解が深まりやすいかと思いますが、人の体内時計のサイクルはおおよそ25時間周期で動いていると言われています。
生物は地球の自転による24時間周期の昼夜変化に同調して、ほぼ一日の周期で体内環境を積極的に変化させる機能を持っています。(e-ヘルスネットより)
それを地球に合わせて24時間に対応しているということです。
真っ暗な部屋に1人、照明がなく、光が入ってこない部屋にいて、好きなことして良いよと言われたら、一日を25時間として活動してしまう生き物だということですね。
しかし、それでは社会生活に大変な影響を及ぼしてしまいます。
この1時間のずれに対応するために、「光」を活用しているのです。
生活の中で欠かせない「光」
再度グラフを見ていただくと、私たちが生きる上で、光を浴びないと寝つきが1時間ずつ遅れやすいということが睡眠学の世界では解明されています。
朝に日光を浴びることによって、1時間のズレを解消しているのです。
毎日を健康に生きるためには、この光というものは実に重要なものであることがわかります。
快眠を得ようとするとき、スッキリ起きて効率的な一日を過ごそうと思っているのなら、この光を体いっぱいに浴びることから実践してみましょう。
光によるデメリット
光はその日の体内時計をリセットするために、みんなに与えられた産物です。
しかし、この光というものは今や人工的に作られ、どこでもいつでも使うことができます。
数十年前と比較してみると、私達の周りは光で溢れています。コンビニや看板照明、さらには家の中でもこうこうとある光。
もしかすると日常何気なく使用している光は、私達の体内時計を狂わせているのではないか?とも考えられています。
実際に小学生の就寝時刻が数年前と比較して1時間ほど遅れているという報告もあります。
光は起きるためのスイッチです。
なるだけ強い光は朝のうちに体に浴びるようにして、夕方から夜にかけては徐々に光の浴びる量を少なくするようにして、可能な限り快適な生活を送れるようにしていきましょう!