睡眠の測定はAIで飛躍的に延びる?

睡眠新聞記事1 睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

最近話題になっている「5G」や「DX(デジタルトランスフォーメエーション)」。

今までよりもかなり通信速度が早くなり、「マチやヒトやモノ」がデジタルでつながっていきます。

ここ数年で急加速し、さらにコロナの影響で爆速している感じです。

今回は、その技術の発達と「睡眠」がどのように変化しているかをお伝えしていきます。

精密部品加工企業PMT

福岡県須恵町にある精密加工の「PMT」は健康経営支援として脈波や体の表面温度を90秒で計測して心身の健康状態の変化を把握できる小型装置を開発しました。

これはカメラのディスプレイと指にはめる装置で「脈拍、呼吸数、心拍数、体の表面温度」を測定することによって、その日の体調管理を把握するものです。

例えばストレスが多くかかっている状態だと、呼吸数は増え、心拍も上がりやすくなります。

また、体調が悪く熱があることを瞬時に把握できることから、社員の健康管理に役立てることができます。 睡眠新聞記事1株式会社PMTのホームページはこちら

今までなら、社員の健康管理というものは健康診断や、保健師のアフターフォローなどで行なっていましたが、この装置を導入することによって素早く社員の健康管理をチェックすることができます。

筑波大学ではAIと脳測定の計測サービスが始まる

睡眠新聞記事

 

今までは、脳波を計測し、睡眠のリズムを確認する脳は測定は行われていました。ただ現在では医療機関に宿泊しなければならず、すぐにできるものではありませんでした。

これは「終夜睡眠ポリグラフ検査」といって頭に20個以上の電極やセンサーをつけて判断するものでしたが、今回の掲載記事によると、簡単に装着できて今までと近い数値をとることができるそうです。

この脳波測定は、レム睡眠、ノンレム睡眠など眠りの深さなどを調べることによって、生活リズムの改善に役立てようとするものですが、時間がかかりすぎることと手間が面倒だという考えがありました。

ただ、とても細かいデータをとることができるので、主体となって使われてきました。

脳波のデータはデータで送られ、そこからAI(人工知能)によって測定をすることができます。

これからもさらに加速しそう

今回は2つの記事を紹介しましたが、今後さらに高速データが進み通信環境も整ってくることで医療の高速化、遠隔化も進むと思われます。

さらには、健康状態も素早く感知し管理できるとなれば、企業の健康管理もさらに細かく管理することができるようになるでしょう。

PMTはサブスクでこの装置の使用企業を増やそうと考えています。筑波大学の研究はシステム装置で300万くらいと考えていることから、大手や医療機関等、大規模での使用になるのかもしれません。

これからも進化するとともに、睡眠の研究もさらに加速化することでしょう。