みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
「あの人最近、ぼーっとしてるな」
「なんか、体調あまり良くないみたいだよね」
「お願いしたことすぐ忘れているよね」
と思っている仲間が周りにいたりしませんか?
もしかすると、その人はぐっすり眠れていないのかも知れません。
企業の生産性を下げる原因!睡眠障害がもたらすもの
まず、確認のために書いておきますが、睡眠に障害が出てくると、こんな症状が出やすくなります。
2、レストレッグ症候群、睡眠随伴症
3、概日リズムの異常
4、体、精神に異常をきたす
日常生活への影響
労働作業への影響。
危険な場所で働いている方や、深夜勤務など不規則な仕事をしている方は要注意です。
睡眠不足によって、いつもできている簡単な作業ができなかったり、ケアレスミスによる重大な事故が起こる場合があります。
事故リスクへの影響。
特に運転をする仕事の方(タクシー運転手、ドライバー、運送業)は睡眠チェックはとても大切です。
睡眠不足による不注意や、注意力散漫、過度な眠気などがある場合は、必ず睡眠を見直しましょう。
大きな事故を起こしてからでは遅いです。
身体への影響
入眠障害(寝付けない症状)
布団に入ってもなかなか眠れないという方は血圧に注意しましょう。一般の人に対して入眠困難にある方は1.96倍血圧が上昇しているデータがあります。
中途覚醒(夜間、頻繁に起きてしまう)
夜中に何度も起きてしまうような症状の場合、血糖値が一般の人と比較して1.88倍高くなっています。
精神生理への影響
重症の不眠症の場合
不眠が重症になってくると次のような影響が出てきます。
しらずしらずに当てはまっていることはありませんか?
・記憶力の低下
・遂行能力の低下
・他人との関わりがめんどくさいなど
睡眠不足が体に与える影響
睡眠不足は体にも精神にも、本人は気づかないままに悪影響を与えるものです。
血圧の低下、血糖値の上昇、記憶力の低下、免疫力の低下など、良いことは1つもありません。
また、これらが重なることで生活習慣病にも当てはまるところも大きいです。
勤務にもよるでしょうが、24時間徹夜した時の人の体というのは、「飲酒運転をした時と同等レベルまで技能が下がる」というデータも出ています。
まとめ
睡眠不足による症状が出た場合、まずは「睡眠時間」を確保するようにしましょう。
睡眠負債はいくら質の良い眠りをしたとしても、根本的には睡眠時間が少なくなってしまっては元も子もありません。
できることなら7時間半程度の睡眠時間を確保することから始めてみましょう。
それができない場合は生活習慣を見直してみることから始めてみましょう。