「坐骨神経痛」痛っ!と思考停止するほどの激痛!

個人向け

「坐骨神経痛」原因・症状・療法・適正な寝具

みなさんこんにちは、古泉です。

以前の職場で(寝具専門店に16年勤めていました)相談が多かったのが坐骨神経痛。
私は経験したことがないのですが、とっても痛いみたいで眠れなくなるほどの激痛があるみたいです。

そして、普段の生活にも支障が出るほど、頭を悩ませる症状です。

今回は坐骨神経痛の症状と療法・そして、経験から見たおすすめ寝具を説明します。

N.Koizumi
N.Koizumi

坐骨神経痛は病気?どうすれば治るの?という方におすすめの内容です。

坐骨神経痛とはそもそもどんな症状なのか?

 

坐骨神経痛・・・坐骨の近くにある神経が何らかの症状により、圧迫され痛みや痺れが出ている状態で、坐骨神経痛という病気ではないということです」
腰痛や腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアから派生して痛みが出たり加齢に伴って腰部脊柱管狭窄(ようぶせきちゅうかんきょうさく)を原因とするものもあります。

 

椎間板ヘルニアとは「骨と骨の間にある軟骨が潰れて神経を圧迫すること」で、腰部脊柱管狭窄とは「脊髄の中の管が狭くなって神経を圧迫すること」です。

 

坐骨神経痛の原因

そもそも、坐骨神経痛はどんな原因で起こるのでしょうか?聞けばだんだん違和感が出てきて、少しづつ痛みを伴うようになってくるそう。
一体、坐骨神経痛とは何が悪さしているんでしょうか?

坐骨神経痛の原因

繰り返しになりますが、もう少し詳しく書いていきたいと思います

  • 椎間板ヘルニアからくる坐骨神経痛
    年齢が若い時には「椎間板ヘルニア」からくる坐骨神経痛と診断されることが多いようです。
    骨と骨の間にゼリー状みたいな軟骨があって、それが潰れたり、飛び出ることにより、神経に触り刺激される症状です。
    首の部分にその症状が出るのが頚椎椎間板ヘルニアです。
  • 腰部脊柱管狭窄からくる坐骨神経痛
    高齢者の方に多く発症する症状です。脊柱管狭窄右掌から派生して歩くと痛みが出て、休むと痛みが和らぐといったこともあります。(間欠跛行=かんけつはこう)
    背骨の中には神経(脊髄)が通っていますが、それを通すトンネルの役割を持っているのが「脊柱管」です。その脊柱管が何らかの原因で圧迫され狭くなり、脊髄が圧迫され痺れや痛みが出るようになります。

  • 梨状筋症候群
    梨状筋症候群はお尻の周りにある筋肉が坐骨神経を圧迫することによって、痛みやしびれが出てくる症状です。

坐骨神経痛の治療法

坐骨神経痛の症状が出た場合、様々な治療法があります。

  • 薬物療法
    お医者さんがお薬を処方してくれるというもの。痛みを緩和するために処方してくれる薬によって緩和するという方法です。
  • 神経ブロック療法
    これは神経に直接注射を打って痛みを和らげるものです。整形外科や麻酔科でしてくれるようですが、注射の痛みがあります。
  • 理学療法
    軽い運動をしたり、マッサージをしたりする方法です。リハビリですね。
  • 認知行動療法・リエゾン方法
    これは知っている知識が間違っていないかどうか、新しい療法を探したりすることを目的とした療法です。また、複数のお医者さんが連携(リエゾン)して行う療法です。チームプレで予防する療法です。
  • 脊椎や脳に刺激を与える療法
    脊髄の近くに電極を埋め込み、電気信号によって痛みをやらわげる療法です。
  • 外科手術
    上記の様々な療法でも対処できなかった時には外科手術をして、背骨の間にボルトを植え込み、神経を圧迫させないことによって痛みを和らげます。

生活習慣で坐骨神経痛を予防できることもある

座る時にはまっすぐ座る。体を曲げながら座らない(横座りをしない)。肥満に注意する。ストレッチなど軽い運動を心がける。(過度な運動は禁物)

など、普段の生活から気をつけていきたいものですね。

 

坐骨神経痛に適した寝具の素材とは

坐骨神経痛の症状が出た時に、いかに圧迫をさせないかが寝具を選ぶときのカギになりますが、どのようなものが良いのでしょう?

低反発素材

低反発素材は体全体がゆっくり沈み込むタイプの素材です。広い範囲で体を沈みこませるので、体圧を分散させるという意味では優れものですが、素材的に温度による影響を受けやすい素材でもあります。

寒い時には硬くなり、暑い時には柔らかくなりやすいので注意が必要です。
寝返りがしづらい素材でもあるので、寝返りをする時に腰を持ち上げるため、その時に圧迫することもあります。

 

高反発素材

高反発素材は反発力が強い素材です。硬さが色々選べるのも魅力です。

しかし、体に合わない硬さを選ぶと坐骨を圧迫することもあるので注意が必要です。

寝具時代はマニフレックスをオススメしていました。

 

ジェル素材

最近はジェル素材で作られた寝具もあります。これは体の凸凹に沿わせてマットが沈むので、痛みを感じることは少ないのでおすすめです。

素晴らしい素材だと思います。寝返りがしづらい医療施設や介護施設でも使われているものです。

寝具販売時代にはジェルトロンはオススメしていました。実際私も使用しています。

まとめ

お尻の周りに痛みやしびれや痛みを感じる時には坐骨神経痛を疑ってみましょう。

坐骨神経痛といってもその症状は様々なので、ひどく痛みを伴う場合はお医者さんに相談するのが一番です。

最適な治療法を提案してくれると思います。

毎日の睡眠に影響がでて、パフォーマンスが低下する時には、寝具も見直してみましょう。寝具で改善されることが多々あります。できるだけ坐骨神経痛の症状を知っている寝具専門店に相談するのがいいかと思います。

 

ちなみに私が務めていたさんわはかなり詳しく説明できるように勉強していました。

「眠り屋さんわ」→長崎県にある寝具専門店

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日中のパフォーマンスを最高なものにするために、参考になればと思います。