不安たっぷりの夫でごめんなさい。
僕は小さい頃から、割と苦労を知らない家庭環境で育ちました。
実家が商売をしていたため、人懐っこい子供だったと思います。(反抗期は人並みにあり、その時は口少なくなっていたようですが)
元々バイクが好きで、将来は山やら崖やら登ったり降りたりするレーサーになりたかったです。(視力が悪いとなれないと知ったのは大学3年の時でした(笑))
長崎県大村市で生まれ、三城小学校・大村中学校・長崎日本大学高校・日本大学短期大学部・中部大学・呉服小売業へ就職。数回の転勤をして、実家の呉服・寝具小売業へ。
色々あって16年勤めた実家を退職。
今に至ります。
その人生の中で、妻と出会いました。結婚して早9年、夫婦2人だけでの生活から、チワワとプードルが加わり2人・2匹のワンちゃんと楽しい生活をさせてもらってます。
元々かなり自由な性格なので、周りからは「おもしろい・突拍子も無いことをする人」と面白がられたこともあります。
「やってみないとわからないやん!」「失敗した時はその時考えれば良いさ〜」というようなケ・セラ・セラ(Que Será, Será)タイプの人間なのだと思います。
なので、計画を立てて進むというのが苦手です(もはや言い訳)。
「会社辞めるって言ってきた」
ある日、私は会社から帰ってきて風呂上がりに「会社辞めるって言ってきた」と妻に言いました。
普通なら「え〜〜〜〜っ!これから生活どうすんの?」「何考えてんの?」「バカじゃないの?」と罵声を浴びせても良いくらいなのに。
「あ、そうね〜。ま、なんとかなるやろ〜」
でした。実際帰ってくるまでは、
「なんて話そうか・・・」
「ケーキでも買って帰って機嫌良い時に話そうか・・・」
「泣き出したらどうしようか・・・」と色々考えていました。
顔で笑って、本心は複雑
「最近つらそうな顔してたもんね〜。ま、しばらくは失業保険でゆっくりしたらいいんじゃない〜?」
妻よ。私には失業保険というものがないのだよ。
「ええ〜〜〜〜〜!まじで!?」
むしろそっちの方に驚いた妻。今までは会社の役員だったので失業保険はないのです。
そして、家を建てたばかりなので貯金も無し。
「人もない、金もない、客もない。無い無い尽くし」。おじいちゃんがお店を始めたころに言っていたそうですが・・・。
実際自分がその立場になると、「なんともいえない大きな不安」しか目の前にはないのです。
もはや希望はゼロ。
↑な感じ。
でも、そうは言ってられない
でも、何もないから何もできないということはないと思います。
むしろ、何にもないからなんでもできる!(根拠のない自信)と考えるようにしています。
しかし、先の人生は誰にもわからない。
でも、一歩づつでも進んでいくことは自力でできる。
実家の寝具店で16年積み上げてきたものを無駄にすることがないように前に進みたいと思ってます。
毎日、寝具店にいて思うことは「不眠で困っている人がたくさんいること」「寝具だけではなく睡眠の知識が不足していて、困っている人がたくさんいること」そして私自身は「他の人より睡眠知識を活用してその人のパフォーマンスを上げてあげれること。しかもかなり。」という強みがあります。
そして、睡眠習慣を変えれば毎日のパフォーマンスはマックスまでもっていけるということがわかるようになりました。
また頑張るよ。陰ながら応援してください
ということで私は「新しい一歩」を踏み出しています。
妻へ。これからも応援・叱咤激励・時に甘やかし、時に厳しく。
これからも2人で笑って過ごせるように。
こんな不安たっぷりの夫でごめんなさい。
そして、これからもよろしく。大切にします。幸せにします。
そして、実家を継いでさらに発展させてくれるだろうと期待してくれていた両親や周りの人、本当にごめんなさい。がんばります。
2018.12.17 長崎から福岡へ向かう高速バスの車中から
独立一年後に撮った動画です
独立して早いもので一年が過ぎました。
「初心忘れず」のためにも、一年を振り返って動画に収めました。