睡眠指針12箇条「第9条」
みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
今回も厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠指針12箇条」の解説をしていきます。
今回はその中の第8条「熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠」です。
寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る
皆さんは毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きていますか?
「歳だからぐっすり眠れなくなった」
「睡眠時間が短くなったから、二度寝をするようになった」などと聞いたことはありませんか?
上の図からもわかるように、人は年齢を重ねていくと同時に、睡眠時間も減少していきます。
しかも、総睡眠時間に対してレム睡眠も減少していきます。
これを知らずにいると、年齢を重ねるごとに睡眠時間が減少していくことが不安になるようです。
そして、特に必要もないのに「ふとんの中で二度寝する」という状況になるようです。
適度な運動は睡眠を促進
皆さんは「睡眠圧」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
睡眠圧とは「活動量が多い時には睡眠欲求が高まる」というものです。
運動をすると、その日の晩にぐっすり眠った!という経験はありませんか?
実際にこれは「適度な運動」を行った時のことですが、体を動かす時間と共に睡眠欲求は増えていきます。
適度な運動や、ウォーキングなど少し体を動かすことを始めてみませんか?
無理に行うと逆に体を痛めたりする恐れがあるので、まずは軽い運動から始めてみましょう。
まとめ
今回は睡眠指針12箇条のうち、第9条について解説しました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。