みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
睡眠の権威といえばスタンフォード大学の西野清治先生。
Youtubeで西野先生が睡眠について発信しているのを見つけました。
西野先生は睡眠の権威であり、大学で研究をされている第一人者です。
Youtubeでわかりやすく「睡眠」について発信されています。ありがとうございます(^^)
睡眠に悩んでいる方は見てみるといいですよ(^^)
引用:amazon
日本人は睡眠偏差値が低い?
西野先生のYoutubeを見ていて、これは皆さんにも知っておいて欲しいということを書いています。
前提として、
日本人の睡眠時間は6.5時間。
そのうち6時間未満の人は約40%と言われています。
これはアメリカでは「日本人は短時間睡眠だ」と言われているようです。
「睡眠負債」の言葉の通り、日本人はまさに不適切な睡眠にをしているわけです。
そして、実際の睡眠時間が6時間の人でも、理想の睡眠時間は7.2時間だそうです。
ここにかなりの差がありますね。
8時間睡眠が理想?
よく8時間眠りましょう!というのがありますが、長く眠ればいいというわけではなく適正な時間があります。
そして、ただ長く眠ればそれでいいとうことでもなくて、やはり「睡眠は量より質」が大切です。
*8時間睡眠は10代前半まで
*25歳前後では7時間程度
睡眠不足でも大丈夫?
働き盛りの時は睡眠時間を削ってバリバリ働く人も多いですよね。
実際に私もそうでした。
20代半ばくらいの時はほぼ「4時間睡眠」で頑張っていました。今では無理ですが。。。
睡眠不足は体のどんなところに不調をもたらすのか?
実際に睡眠不足になった時には、体にどんな不調をもたらすのでしょうか?
1、太りやすくなる
アメリカのコロンビア大学では「睡眠時間が短い人ほど肥満傾向にある」というデータが示されています。
6時間睡眠:23%
5時間睡眠:50%
4時間睡眠:73%が肥満傾向にあるとのこと
◎脂肪の分解をする成長ホルモン、コルチゾールが多く出る
◎食欲を抑えるレプチンが多く出る
◎食欲を抑えるグレリンの分泌が減る
2、感情が不安定になり思慮に欠ける
睡眠不足になると、イライラしがちでストレスを相手にそのままぶつけてしまいがちです。
睡眠不足が原因で人間関係を壊したり、怒りっぽい人などとレッテルを貼られないようにしましょう。
3、認知書のリスクがあがる
アミロイドβ(ベータ)というアルツハイマー病の原因と言われているこの物質、ちゃんと睡眠を取っている健康な状態の脳は正常に分解、排出されます。
しかし、睡眠不足の場合はこの物質がうまく排出できず溜まっていき、アルツハイマー型認知症のリスクが高くなると言われているのです。
このような脳内の老廃物の排泄は起きている時(覚醒時)の4〜10倍になると言われています。
睡眠ってあなどれないですね。
4、仕事のパフォーマンスが低下する
アメリカでの調査によると「成績と睡眠の関係」を調べた結果、成績が良い生徒は
5、アレルギーや感染症のリスクが増える
よく免疫力を高めよう!と言いますが、この免疫力はホルモンの分泌と日内リズムと密接に関係しています。
睡眠不足や睡眠リズムの乱れがホルモンバランスを崩してしまいます。
そうすると免疫の働きが狂い、アレルギー症状や風邪をひきやすくなったり、インフルエンザや今回のようなコロナウィルスにかかりやすくなってしまいます。
6、死亡率が上がる
最近の報告によれば、睡眠不足の状態では「前立腺がん」や「乳がん」になるリスクが高くなると報告されています。
これは、睡眠中に分泌される成長ホルモンがポイント。
成長ホルモンの役割は「新陳代謝の促進」や「細胞修復作用」があります。
傷ついたままの細胞が修復されずにいると、それが腫瘍化し、ガンになりやすくなるというわけです。
また、睡眠中は体を修復するホルモンが分泌され、「異形細胞」をやっつけて排出しています。睡眠不足になればこの異形細胞が排出されずに腫瘍化してガンのリスクが高まるというわけです。
良い睡眠を取るための3つのポイント
この動画では良い睡眠を取るためのポイントとして3つああげています。
2、眠り始めの90分にこだわる(睡眠の質を上げること)
3、セロトニン(メラトニンの原料)を増やす
これはまた別の機会にお伝えしますが、「良い睡眠は自分を大切にすること」につながることがお解りいただければ幸いです(^^)
よければ皆さんも見てみてくださいね。