二度寝したのに、目覚めが悪い原因

個人向け

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

今日は神戸に来ています。会社向けのセミナーの前にこのブログを書いています。

二度寝ほど気持ち良いものはない

皆さんは二度寝をしますか?

私も今となっては二度寝をすることはほとんどありませんが、学生時代は長く寝たにも関わらず、二度寝してしまい、大学の講義の時間をとうに過ぎてしまっていた!なんてこともありました。

 

二度寝はほんと、最高の神様のプレゼントに近いと思っています。

一度起きてからの、あのす〜っと眠りに入っていく快楽。これ以上の幸せってあるのでしょうか?って感じです(笑)

しかし、睡眠の勉強をしてからというもの、「二度寝は本当は良くない」ことを知りました。

 

のび太くんには申し訳ないですが、二度寝は本当は神様からのプレゼントではなかったのです。

二度寝が良くない理由

二度寝はなぜしてしまうのでしょうか?

本来は体が疲れてしまっていて、まだ睡眠不足を補えていないためにまた眠ろうとするってことですよね。

二度寝が良くないと言われていることには理由があります。

1、睡眠のリズムを整えることができない

目が覚めてしまっている時には、体温が下がっています。起きたらその体温が上がっていき、行動できるようになるのですが、二度寝をすることで、体温の切り替えができなくなってしまいます。

二度寝が気持ちいいと感じるのは、うとうと時間が短く、すぐに深い睡眠に入るからだと言われています。

しかし、人の体温はリズムによって高くなったり低くなったりするので、そのリズムが崩れることで「二度寝自体は気持ちの良いもの」ですが、「二度寝のあとはぼーっとする」ということですね。

 

2、二度寝するくらいなら、昼寝を取ろう

二度寝をすることで睡眠のリズムが崩れることは先述しました。

二度寝をするくらいなら、朝から少々眠い時でも、起きるようにして二度寝ではなく15分程度の昼寝を取り入れることをお勧めします。

昼間に体温が下がらず眠気が増す」という時間帯があります。起床時間から約8時間後くらいに眠気が訪れます。

その時間帯に仮眠を取ることで疲れた脳をスッキリさせましょう。

まとめ

二度寝ほど気持ちの良いものはないですが、二度寝はその日の夜の睡眠にあまり良くない影響を及ぼすことがあります。

二度寝するなら、仮眠を取り入れることで、

「その時だけの快楽」ではなく「本来の睡眠リズム」を求めていくようにしてみてはいかがでしょうか?