「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」(睡眠関連キーワード)

睡眠関連キーワード(用語)集

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

私たちは必ず眠り、いわゆる「睡眠」という行動を毎日欠かさず行っています。

そして、その睡眠は私たちの脳を休め、記憶を定着し、その日にあった出来事を整理し、ホルモン分泌により身体を成長させたり修復したりしています。

眠っている時は意識がないので、本当にそんなことが行われているのかとても神秘的ですね。

今日はその睡眠を知る上で、大切なレム睡眠とノンレム睡眠についてお伝えしていきます。

レム睡眠とは

レム睡眠とのきは、脳が活発に動いています。その日のことや記憶を整理していると言われています。
そして、目がピクピクと早く動くことから「急速眼球運動=Rapid Eye Movement」レム睡眠と呼ばれています。
通常眠りに入ると、一気に深い睡眠に入ります(睡眠が深い状態になります)。
その後、緩やかに浅い眠りになっていきますが、その時に訪れるのがレム睡眠です。
この周期がおよそ90分前後で現れることから、90分周期の睡眠サイクルと言われることがありますが、全ての人に当てはまるというわけではありません。

ノンレム睡眠とは

急速眼球運動を行うレム状態がないものをノンレム(non-rem)睡眠と言います。
この時は大脳が休んでいる状態で、脳や体が休んでいる状態と言われています。
ノンレム睡眠は眠りの深さ1〜4に分けられています。
ノンレム睡眠は、眠りについた時が一番深くなります。その後、起床に向かって深さは緩やかになっていきます。
それとは反対に、レム睡眠の時間は増えていきます。
レム睡眠とノンレム睡眠は眠りにとって、どちらもとても重要なものなのです。

熟睡を阻害するもの

1日の睡眠はレムとノンレムが繰り返し行われています。

そして、脳を休める時、体を休める時、記憶を定着させる時など、様々な役割があります。

この働きをスムーズに行って行くことが理想なのですが、これを阻害するものが過度な光だったり、布団の中のムレであったり、音であったりします。

快適な睡眠を得ようとすれば、睡眠のサポートをしてくれる環境も重要な要素になるのです。