研修は会社の理念に合うものを
みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
皆さんの会社では研修やセミナーは行なっていますか?
会社によっては毎年何かしらの研修が開催されていたり、小売業では営業マンのための研修がされていたり、その業種によって多い少ないはあれど、様々な研修が行われていると思います。
「研修なんて無駄」という考えを持っている方もいるかもしれませんが、そもそも研修はなんのためにするのか、その目的をしっかり持っておくことが大切です。
研修は会社の理念に合っているか?
そもそも、あなたの会社の「経営理念」は覚えていますか?
経営理念はあなたの会社の羅針盤となるもので、社員は困った時には経営理念に照らし合わせて行動するものとなっています。
極端な例かもしれませんが、「当社は会社の利益が第一優先である」という経営理念や方針になっていたとすると(ほとんどの企業はお客様第一というところが多いとは思いますが)利益の追及のために行う研修は「販売研修」や「売上アップの方法」などの研修を行うでしょうし、
「働きやすい環境を作る」という方針であれば「福利厚生や有給の使い方」などに力を入れているかもしれません。
「社員同士の風通しを良くし、社員間のコミュニケーションを大切にする」のであれば、社内運動会やバーベキュー大会などが開催されているかもしれませんね。
研修を開催しようとする時には必ず「目的と会社に合っている研修になりそうか?」を判断するといいでしょう。
研修は経費ではなく投資と考える
研修で捉え間違えやすいのは、「研修を経費」と考えている会社が非常に多いことです。
会社は経費を使って売上を出し、その一部を利益として残すことをしているので、研修を経費の一部として捉えてしまうと、できなくなってしまう可能性が高いです。
「従業員の作業効率を上げましょう」と2人分動ける機械があったとしても、「売上が上がったら、利益が上がったら」という理由からそこまで手が回らないような状態です。
効率が上がるための方法があったとしても、「効率が上がったら取り組む」というような空回り状態が続いてしまいます。
その分負担は現場にかかっているということも見えずに。
社員に対しての研修やセミナー、教育は「経費ではなく投資」だと捉えた方が取り組みやすくなるでしょう。
投資をしてその分回収するのがビジネスです。
投資はしないけど、売上が欲しいというのは理にかなうはずがありません。
やるからには、芽が出るような投資をすることが賢明です。
研修は「癖にできるか?」が大切
ということは、研修をそれだけに終わらせないことが一番大切です。
快眠デザイン研究所のセミナーも単発セミナーと3回連続セミナーの2種類がありますが、できることなら3回コースをおすすめしています。
予算の関係などあるでしょうが、研修の後に何もしなければ、それこそ「意味のない研修」になってしまいます。
研修のポイントは「研修後に癖がつくまで継続することができるか?」ということは大きなポイントになってきます。
基本、ビジネスは原理原則があると言われます。その原理原則通りやればいいのに、会社はオリジナル性を前面に出したがります。私の自戒も含め。
成績の良い経営者ほど勉強熱心です。それはビジネスの原理原則から外れないように、修正できるように勉強に励んでいるのだと思っています。
研修も同じで、どんな素晴らしい研修でもその日限りで終わってしまえば非常にもったいないです。
できれば、繰り返しできて癖がつくくらいまでになれば良いですよね。
まとめ
研修をしようかと思っている担当者の方がいらっしゃれば、
2、経費ではなく投資になっているか?
3、癖づけできそうか?
というところに注意しておけば、研修が身のあるものになってくるかと思います。
参考にしていただければ幸いです。
ではまた。