今回も健康経営の取り組み事例を皆さんにシェアしたいと思います。
「健康経営取組事例」及川産業株式会社
【健康経営取組事例】及川産業株式会社
https://www.oikawa-s.com/
このブログは「経済産業省」健康経営取組事例集より抜粋し、参考にしています。
健康経営に取り組むきっかけ
及川産業さまは北海道岩見沢市にて、一般土木、農業土木、道路維持、除雪などをされている会社です。
社員数は34名で、中小企業でも健康経営に取り組まれている素晴らしい会社だと思います。
健康経営に取り組むようになったきっかけは、業種からもわかる通り、体を動かすことが多く、社長自身が「働いている人が健康的に長く働いてほしい」と考えたことがきっかけだということです。
健康経営で実施したこと
この会社では平成7年に労働災害が発生したとのことですが、
その後
・安全大会を毎月開催
・年に一度産業医から健康管理についての講演(社外からも参加)
・健康診断受診環境の工夫(除雪が終わった4〜7月に設定し、受診率は実質100%)
・全従業員が休める日が作れるように、休日年間カレンダーの作成
などを実施しました。
健康経営に取り組んだ結果
・再検査、要治療者には給与と同時にメモを入れて手渡しし、受診率のUP
・4週6休の実施。
・賃金一律10%のベースアップ
さらに、健康経営優良法人に認定後には入札参加資格の評価項目で加点されたり、新入社員の求人にも活用されたのとのことです。
まとめ
「健康経営は大企業が取り組むもの」と考えている企業はまだまだ多いかもしれません。
しかし、今回の及川産業株式会社さまのように、できることから取り組むことで企業にメリットになるところも非常に多いものです。
皆さんの会社では「社員と企業が健康になるため」にどんな取り組みができるでしょうか?