パフォーマンスを上げたければ「昼寝」を正しく活用しよう。

法人向け

お昼の休息とっていますか?

みなさんおはようございます。

快眠デザイン研究所の古泉です。今日は盛岡からの発信です。

仕事に睡眠が影響することは、すでに知られたことなんですが、実際にそれを活用している人は少ないようです。

 

統計によると、様々なセミナーを受けた人が実際に行動するのは1割もないそうです。

「実際に行動する」ことはやはり難しんですよね。

 

午後からの仕事に影響するので、昼寝をしましょう!休息を取りましょう!と提案しても実際にできる方は少ないということですよね。

 

昼寝の仕方、方法

昼寝をする際、どのようにするのが一番効果的だと思いますか?

これも意外と知られていないようですので説明しますね。

1、横にはならない方がいい
2、もたれかかるのも効果的
3、椅子に座ったまま、伏せて寝ることもOK
4、昼寝は30分まで

1、横にはならない方がいい

寝る、睡眠をとるということをお話すると、ベッドの上や布団の上で寝るということを想像しがちなんですが、実は、仮眠をとる時には

横にはならない方がいい。のです。

これは、なぜかというと

昼寝というのは上の図から見てみると、睡眠段階1から2の状態に持っていくことで、

目からの情報を遮断させ、脳の整理をすることが目的です。

 

逆に睡眠段階が3〜4に深く眠ってしまうと、「睡眠に入った状態」になってしまうので、逆に頭がぼーっとしたりしてしまいます。

ぐっすり眠っているところを起こされたような状態になってしまいます。

ただ、横にならなければ睡眠段階3〜4という深い睡眠に入ることはありませんので、

昼寝をする時には「横にならない」ようにしましょうね。

 

もたれかかることは効果的

椅子に座った状態で、目をつぶった状態と、どこか壁にもたれかかった状態でも、そのあとの仕事や家事の効率に関係すると言われています。

人は睡眠段階が深くなると、体に力が入らなくなります。(筋肉弛緩)

ウトウト、カックン。という状態ですね。

この場合も、壁にもたれかかったり、背もたれがあれば60度くらいに倒せる状態にしましょう。

新幹線の席のリクライニングシートを最大まで倒したくらいの角度でしょうか。

倒し過ぎも「眠る体勢に近くなる」ことから、よくありません。

 

椅子に座ったまま、伏せて寝ることもOK

同じ観点から、机の上に体を伏せて眠ることは効果的です。

体のどこかを「支えている状態」を作るということが大事ということですね。

それから、首元を温めたり、肩を温めたり、アイマスクを使用して「目からの情報を遮断する」ことも効果的です

買い物疲れした時には、さっさと家に帰りましょう。

 

昼寝は30分までにしよう

昼寝の時間は30分以内に抑えましょう。

これは、先ほども書いたように、

昼寝をしすぎると体は「睡眠状態に入った」と勘違いしてしまう

ことがあります。適正な昼寝の時間は15分から30分くらいまで。

それ以上の昼寝はやめましょう。

 

それと昼寝をするなら

午後の早い時間にしましょう。

夕方近くに昼寝をしてしまうと、体温リズムが狂ってしまうことがあります。

 

そうなると夜の睡眠に影響を与えますから、あまり遅い時間に寝ることはやめましょう。

 

まとめ

効率の良い昼寝の方法について書いてきました。

たかが昼寝、されど昼寝です。

 

効率の良い睡眠方法を知ることは、作業の効率アップや脳のリフレッシュにもなりますので、正しく昼寝を活用しましょう!

 

ではまた。感謝を込めて。