睡眠度合いと発汗作用
こんばんは、睡眠指導士の古泉です。
みなさんは寝ている時には汗をかきますか?
私は割と汗を大量にかいている時が多いです。
飲みすぎた時に大量に発汗するのかと思っていたのですが、実は、汗の発汗作用と眠りの深さ(睡眠深度)とは深い関係があったのです。
眠りの深さと汗の量は関係するのです
眠りの種類
睡眠が普通にできている方もいれば、夜に目が覚めて熟睡できない日が多いという方がいます。
熟睡感がない方の共通点は、「睡眠中に目が覚める」こと。
確かに寝ている時に目が覚めてしまうと、つらいものですよね。
眠りの深さには睡眠段階1〜4があります。
睡眠段階1←浅い眠り、睡眠段階4←深い眠りとなっています。これにプラスしてレム睡眠があります。
少し、難しくなってしまいましたが、1がスースーと軽い眠り、4がグーグーと深い眠り(イメージ)という感じです。
実はこの深い眠り4の時に、発汗量が増えることがわかっています。
汗を大量にかくのには深い睡眠だけではない
例えば風邪を引いた時や、体調が悪い時なども大量の汗をかくことがありますよね?大量の汗をかくことによってウィルスと戦っているのですが、この場合とは少し様子は違います。
ではなぜ、深い睡眠の時に大量の発汗をするのでしょうか?
答えは「深い睡眠の時に大量の汗をかく」→「体温の低下」→「スッキリ起きれる準備」を体がしているということです。
逆に言えば、寝ている時に汗を中々かかない方は、深い睡眠を取れていないということなので不眠や、熟睡感がないということに繋がっていくのです。
そのことから、睡眠中は出来るだけ暖かくして眠ることが大切ですね。
快眠するには、お風呂の入り方でも変わる
「今日は疲れたからシャワーでいいや!」というあなた!以外にもお風呂の入り方をきちんとできていない方もいらっしゃいます。おそらくシャワーだけで済ませるわ!と時短のためにシャワーだけにして、それが習慣になっている方もいらっしゃるでしょう。
「人が眠くなる」のは、体温が下がっていくから
人が眠くなるのは、体の体温が下がってきている時です。体温が下がると睡魔がおそってきます。
寝る前に指先が暑〜くなっている時、これは体温が下がっている証拠です。ちいさい赤ちゃんにも同じように現れます。
体を温めて、深く眠り、輝かしい明日を迎えられるようにしていきましょうね!
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