機能性表示食品「ネルノダ」は本当に睡眠の質を向上させるのか?

個人向け

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

最近、「ね〜る〜の〜だ〜、ね〜る〜の〜だ〜」とCMでよく見かける「ネルノダ」。

CM見てるだけでもなんだか眠くなるけど、あの音楽が頭から離れなくて目がギンギン!ってなる人もいるのかな。

「ネルノダ」って?

今日は、私が主宰する「ネムリノタマテバコ」(フェイスブックグループ)の中に書いてあった事に解凍してみたいと思います。

ネルノダはハウス食品から販売されている「機能性表示食品」で、服用すると睡眠の質を向上させるということで販売されている商品です。

 

ネルノダがなぜ「睡眠の質を向上させるのか」について調べてみました。

 

不眠の方が少しでも減るのなら大賛成です(^^)

「ネルノダ」ってどんな商品なの?

ネルノダの商品を詳しくみてみると

【GABA 100mg】睡眠の質を向上

ネルノダには、機能性関与成分GABAを100㎎配合しています。
その他成分として、ヒハツ抽出物15mgとショウガ抽出物4mgの2種のスパイス抽出物を配合しています。(注:機能性関与成分ではありません)飲みやすいしょうがオレンジ味(無果汁)です。

とのこと。
この中で気になるのは「GABA」と「ヒハツ抽出物」と「生姜抽出物」というのがどうやら睡眠の質を向上させる事に影響しているのかな?と思いますよね。
それぞれを詳しく見てみましょう。

GABA(ギャバ)

脳科学辞典の中に載っている記述としては次の通り。

 GABAとは、主に脳幹よりも吻側の中枢神経系の抑制性シナプス伝達を担うアミノ酸である。イオンチャネル型のGABAA受容体、GABAC受容体、ならびにGタンパク質共役型受容体であるGABAB受容体に作用することで、神経細胞の活動性を低下させる
引用:脳科学辞典より
ね、私レベルではこのままの解説では全く理解不能・・・。
もう少し噛み砕いて説明すると、
人は脳からの電気信号で手を動かしたり、足を動かしたり、口を開けたり、立ったり座ったりしているのですが、これが「シナプス」という、要は脳内の「線」のようなものが通っていて、そこに電気信号が与えられると体が動くようになっているわけです。
この細かい線状のものがシナプスと思っていただければわかりやすいかも。
「人が行動するとき」はこのシナプスという回路を電気が伝わって体の隅々が動いていると思ってください。
GABAはこのこの神経回路の伝達を「緩やかにする」作用があるために、「体の行動力や活力が低下」し、眠くなるというわけです。
そして、夜中になんらの神経が活発になり目が醒めることも抑制する機能があるという理論だと考えられます。

ヒハツ抽出物

果実は3-5cmぐらいのつくしの頭のような形をしており 、コショウに似た風味を持っており、コショウと同様にスパイスとして利用される。

そもそもコショウを意味する英語 “pepper”は、サンスクリットでヒハツを表す“pippali”に由来している。(和名の「ヒハツ」は漢語由来の同源の名称である。)

引用:ウィキペディア
私も詳しく知らなかったのですが、「ヒハツ」というコショウに似た樹木の実?のようです。
コショウに似ているということは、寝るときに体温を高める効果があるって事だろうと思います。
このキハツから取れた成分が入っているので、体温を上昇、低下させる事によって、睡眠を促進するという事だろうと思います。
こちらの記事も参考にしてみてください。
https://comodomani.com/osusumekaimin/

ショウガ抽出物

もう一つ、「ショウガ抽出物」という表示がありました。

人は体温が下がると寝付きやすくなるため、ショウガを利用して睡眠をサポートするという事だと思います。

 

ショウガ入り足湯や、生姜湯を飲むなど、ダブル効果もあるようです。

404 File not found お探しのページは見つかりません。
沢井製薬は、ジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとして「なによりも患者さんのために」を企業理念とし、事業活動を行っています。

 

私は以前、「温熱敷布団」とう20〜30万くらいする暖かい式布団を販売していたのですが、販売研修の時にガン治療の第一人者という先生もショウガを強く勧められていました。

 

体温を上昇させるということは、体のためにも睡眠の質を上げるためにも必要な事なのです。

 

女性に多い「通常の体温が35度台」という冷え体質の方に不眠の症状が多く現れることもあり、体の冷えはやはり睡眠には大敵です。

 

https://www.kyoto-nishikawa.co.jp/techny/

 

ショウガ抽出物を入れているということは、この「体温を下げると寝付きやすくなる」理論を活用されているのだと思います。

 

まとめ

今日は「ネルノダ」について詳しくみてきましたが、結果として「効果はある」のだと私自身は思います。

ただし、「機能性表示食品」と書いてあるように「医薬品」ではないので、効果には個人差がある。ということだと思います。

 

頻繁に不眠の症状がある方ではなく、日々の生活の中で、「最近なんだか眠れない」という方は飲んでみてもいいのではないでしょうか。

 

これがあれば、不眠が改善され、不眠の原因が全て解決されるものではなく、「補助的」な使用をするのがいいのかと思います。