脳は父時計、胃は母時計?「光と朝食の関係」

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

タイトルにもある「脳は父時計、胃は母時計」

聞いたことない人がほとんどだとは思いますが、今日は「体内時計」についてお伝えします。

働いている方や、休みの日に死んだように寝溜めする方(笑)には参考になるかと思います。

脳は父時計

脳は父時計。これは日の光が関係しています。

聞いたことがある方もあるかと思いますが、ヒトが本来持っている体内時計は24時間よりも少し長い(約1時間)のです。

ということは、それを24時間に調節しないといけないのですが、これを行うのが「光」になるのです。

カーテンは少し開けて眠ると、日の光が自然と目に入ってきますので、朝だということがわかるでしょう。

しかし、私のように「部屋は暗くしないと落ち着かない」という方は、朝起きた時に体いっぱい日の光を浴びるようにしましょう。

日の光を浴びるのは1分で充分です。

この「1分の差」がその日一日のリズムを整えてくれるのです。

胃は母時計

体内時計のリセットをするには光が大切だとお伝えしました。

次は、「胃」は母時計という話です。

胃は毎朝朝食をきちんと取ることによって、「体内の代謝リズム」を整えてくれます。

しっかりと朝食を取る、そしてしっかりと噛んで食べるということで一日24時間のリズムを体内から整えてくれるのです。

体の中で脳は「父」、胃は「母」、さらに血管や末梢神経は「子」と言われることがあります。

快眠は「作り出す」もの

不眠に悩んでいる方にとって、快眠になるためにはどうすればいいのだろうと頭を抱えている方は多いと思います。

しかし、快眠への道の最初の一歩は、「日の光と朝食で体を24時間体質に変化させる」ことがまず第一歩です。

日の光と朝食を規則正しく摂ること。まずはここから始めてみませんか?

土日休みの方でも、いつもと同じ時間に起きて、いつもと同じ時間に寝床に入る。仕事の日にしっかりと睡眠時間が取れない方でもいつもと同じように就寝できないという方は、

不足分を「寝溜めで解消」するのではなく、「仮眠で解消する」ようにしましょう。いつもと同じ時間に起きて、それでも眠い場合は一旦起きて、そこから二度寝(仮眠)することによって大きなリズムは乱れることなく過ごせるでしょう。

くれぐれも、「ベッドから一旦離れる」ことがポイントです。

皆さんもぜひ、自分なりの快眠方法を見つけて下さいね。