睡眠障害とは?
こんにちは。古泉です。
睡眠障害とはよく聞く言葉ですが、「睡眠障害=不眠症」ではありません。
結構、「眠れない」と「睡眠障害」が同じような意味で耳にすることも多いのですが、睡眠障害とは広い意味で本来使われることが一般的です。
「睡眠障害」は2005年には「不眠症群」と言われ、
しかし、2014年には「不眠障害」になり
睡眠障害のどこに問題があるの?
不眠の原因を詳しく見てみる
不眠の症状で分けてみると、上にも書きましたが
「入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟睡障害」に分けられます。
ここでは、ひとつづつ見ていくことにします。
入眠障害
入眠障害とは、お布団に入ってから眠る(起きている意識がない)まで。寝つきまでの時間が長かったり、短かったりすることです。
「長かったり、短かったり」と書いたのは、本来睡眠には布団に入ってから寝付くまでのちょうど良い時間があるってことです。
では、適切な時間はどれくらい?
15分が一つの目安になっていて、15分以内に寝付くのも、1時間以上寝付けないのも睡眠障害があると言われています。
中途覚醒
睡眠の途中で起きてしまう症状です。1回程度の覚醒(起きること)は障害ではなく、何回も目が覚めてしまう症状です。
夜中にトイレに行きたくなることは誰にでもあることで、そうでなく何回も目が覚めるときなどは要注意ですね。
早朝覚醒
早朝覚醒もその呼び名の通り、起きる時間よりも早く目が覚めてしまう症状です。次の日に何か重要な用事があって緊張から目が覚めるような症状ではなく、まだ眠いのに起きてしまうような症状のことです。
熟睡障害
最後に熟睡障害(熟眠障害とも言います)。寝たはずなのにグッスリ眠れた感じがしない状態です。
眠りが浅く深く眠れた感じがしないのが特徴です。
睡眠障害かな?と思った時の改善方法は?
では、こういう症状が出た時にはどのようにすればいいのでしょう?
眠れない、不眠かな?と思った時は本人は非常につらいもので、何とも言えない感情になります。
そんな時にすごく役に立つのは「睡眠日誌」です。不眠に悩む人におすすめしている方法です。
別ページで、睡眠日誌について書いていますので、参考にされてくださいね。
→「睡眠日誌について説明しているページ」
昨日は眠れたけど、その前は眠れなかった。など一過性の不眠もありますし、心配事などでも一過性の不眠状態になることもあります。
睡眠日誌をつける場合でも、2週間〜1ヶ月など長期で見ていくのがいいですね。
企業内での活用もおすすめ
この睡眠日誌は企業内での活用もおすすめです。作業がルーティン化されている工場や、深夜勤務がある医療現場、作業効率を求める職場などで活用されることも多いです。
もちろん、自分のことを客観的にみるために活用されてもいいと思います。
使ってみてわからない場合はメールでご質問にもお答えしますよ。
まとめ
今回のブログでは、睡眠障害の違いと、その場合の対処法を書きました。
ぜひ試してみてくださいね。適切な睡眠方法を知ることであなたの毎日が楽しいものになりますように。