みなさんこんにちは。睡眠指導士・睡眠コンサルタントの古泉です。
私は16年間、寝具販売の第一線で働いていました。そして、2019年に起業しました。それは今までにあまり知られていなかった「睡眠コンサルタント」という仕事。
いったいなぜ起業したのか?そのまま勤めていれば保障された生活ができたのに・・・。
今回はそんな話です。
私が睡眠コンサルタントとして生きようと決めた理由のお話です。
・医学のものすごい発達のその裏で
・私自身も過労気味の生活を送っていました。
・眠れない人が劇的に眠れるようになった理由
・睡眠難民を救うために
・睡眠負債と戦う
医学のものすごい発達のその裏で
IPS細胞が一時取りざたされましたね。あれはすごいです。もしかするとガン患者が劇的に減らせるかもしれないということで、現実多くの臨床が行われているようです。
病気はとても怖いものですし、メンタル的にもかなりやられます。今年はインフルエンザが猛威を振るっていますが、病気になることで楽しくしようと思っている仕事も手につきませんよね。
日本人は「睡眠時間が短いこと」が世界でもワースト3の中に入っているくらい、毎日頑張っているわけです。そのおかげで私たちの生活はかなり効率的になっています。
しかし、睡眠時間が短いことで弊害も生まれています。それが「睡眠負債」と言われるもので、生活の質が落ちているといわれています。
医学は進んでいるのに、私たちの生活は豊かになるどころか、自殺者は増え、心理的に負担が増えることで「心の病」の方も増えているのです。
無理しなくていいよと言ってあげたいのですが・・・
何かを犠牲にすることで、私たちの生活は豊かになっているのかもしれませんが、本当にそれでいいのだろうか?寝具販売をしてきた経験から見えるものも多く、この経験が人の役に立つことができないか?と思い始めたのが「睡眠コンサルタントとして生きる」ことを決めた理由です。
私自身も過労気味の生活を送っていた時代がありました
私はもともと実家が呉服屋を営んでいたので、呉服販売の修行に4年半行きました。周りのメンバーや先輩からは「呉服屋の息子」ということで、あまり教えてもらえませんでした。(いじめに遭っていたとかでありませんよ(笑))
「教育なんかしなくても呉服屋の息子ならなんでも知っているでしょ?」という感じです。留袖(とめそで)?訪問着(ほうもんぎ)?なんすかそれ?の状態だったのに。
そうなると、1から自分で勉強しないといけないわけです。分厚い「着物辞典」なるものを本屋さんから買ってきて、仕事が終わったら帰って勉強するのです。
そして、仕事も持ち帰ってしていたので、毎日睡眠時間3〜4時間という生活でした。そうなると起きたときは睡眠時間が足りていないものですから、「ナチュラルハイ」の状態になるんです。今はもうそんな生活できませんんが、そんなことを半年くらいしていました。
昼間や帰ってからも睡魔に常に襲われるという状態でした。今考えるとそれを続けていたらやられていただろうなと思います。かなりの過労気味の生活でした。
おかげさまで当時の新入社員の中で「新人賞」をいただいたり、良いこともありました。チェーン店だったので社長とはほとんど会うことがなかったのですが、「すごい頑張ってるね!」とお褒めの言葉をいただいたり。
あのときは、頑張っていたのが報われた気がして嬉しかったですね。
「不眠」の人が「快眠」に劇的に変わった瞬間
違うところでも書きましたが、寝具販売をしている時に「寝具」を変えることで不眠の人が快眠になってくれて、すごく喜んでくれたことがあります。
「もっと早く相談すればよかった」ただ普通に眠りたい←そのことを書いたブログ
「寝具販売」という経験があったからこそ、お客様と真正面から向き会い、不眠を解消することができた経験は今でも宝です。
しかし、寝具を変えても「前と変わらない」というお客様がいたのも事実です。寝具を変えることも大事ですが、根本的に生活の質を変えさせることも必要になってきたのです。
「睡眠難民」を救うために
「難民」という言い方が適切かどうかわかりませんが、「睡眠に困っている人」はかなりいるんです。しかもほとんどの人がそれに気づいていないという事実。
現代では4人に1人がなんらかの「睡眠障害」を持っていると言われているのです。
睡眠に不満を持っている人は「入眠困難」「中途覚醒」「熟眠困難(熟睡困難)」「早期覚醒」という4つの睡眠の悩みのどれか、もしくは複数を抱えてるのです。
そのほかに「睡眠薬を減らしたい」という方や、「悩み事が多すぎて寝れない」という方もいれば「自分にあった睡眠時間を知りたい」など、悩みは十人十色です。
私が睡眠コンサルティングをやりたいと思ったのも、不眠の方を快眠にする方法を人より少しだけ多く知っているからこそ、「私がやらなきゃ誰がやる!」の思いが大きくなってきました。
「睡眠コンサルタントという仕事」は今でもまだまだ少なく、「だからこそ!」という気持ちが大きくなったというわけです。
睡眠負債と戦う
流行語にもなりましたが「睡眠負債」という言葉知っていますか?
「不眠から良質な快眠へ」この仕事のやりがい
この仕事は本当にやりがいがある仕事です。そして、眠れない人を救い、不眠から良質な快眠を手に入れてもらう。
やっとスタート地点に立ったばかりですが、私の睡眠の知識をフル動員して、1人でも不眠の方を減らす貢献できるようにと思っています。
最後まで読んでいただきまして本当にありがとうございました。