「どちらが太る?」朝に1回の食事と、夜に1回の食事

睡眠の知識

みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。

皆さんは肥満にならないように気をつけていることはありますか?

今日は、単純な疑問、「朝と夜、1日1食だけだとしたら、どちらが太る?」についてお伝えします。

答え:夜に1回が太りやすくなっている

今回は先に答えを。

それは、夜に1回の方が太りやすいということになります。

それでは、その原因を見ていきましょう。

*これは、1回の摂取エネルギー量を2000kclと想定して書いています。

食事誘発性熱産生

「しょくじゆうはつせいねつさんせい」と読みますが、人は食事をした後に熱産生といって体が熱くなるというイメージです。

朝からエネルギーは燃焼し続けていきますが、夜の就寝中にはこの燃焼が低下すると言われています。

その分だけ脂肪分が体内に蓄積されていくということですね。

食べた後に睡眠をとることはエネルギーが分散されているとも言えるのかもしれません。

アルコールによる脂肪蓄積

夜に食事をする時には、お酒を一緒に飲む方もいるかもしれません。

脂肪分の多い食事をした時にはアルコールを飲むことで、その脂肪分が体内に蓄積しやすいことがわかっています。

私は唐揚げやフライドポテトも好きですが、アルコールと一緒に食べると脂肪分がつきやすくなります。

アルコールを飲む時には、豆腐や枝豆など脂肪分が少ないものと一緒に飲むのが良いかもしれませんね(でも、アルコールに唐揚げ・・・やっぱり美味いんですよね(汗))。

食行動が肥満につながる

次に食行動ですが、朝の空腹感と夜の空腹感では、夜の方が空腹感が大きいと感じたことはありませんか?

仕事が終わって、緊張感がほぐれリラックスするのもあるかもしれませんが、夜には極度の空腹感からついドカ食いしてしまっているかもしれません。

早食いは消化にもよくありませんが、ドカ食いをした後に、ソファなどでゆっくりくつろいでしまって、そのままうたた寝してしまう。なんてこともあるかもしれません。

その時に燃焼するはずのエネルギー燃焼度合いは低下しています。

「食べてすぐ寝ると牛になっちゃうよ!」と怒られた記憶は誰にでもあるかもしれませんね。

消化スピードが遅くなることで、脂肪分が体内に蓄積されやすくなってしまいます。

まとめ

これまで書いてきたように、「朝に1食よりも夜1食の方が太りやすい」ということが言えそうですね。

しかし、これは体内のリズムやホルモンバランスも影響するところがあるようです。

しかし、それらを除いても夜に食べることの方が体内には脂肪分は多くなってしまう「きっかけ」が多いのかもしれません。

今回紹介した他に、「ながら食い」や「だらだら食い」も太る原因になってしまいます。

ダイエットを考えているあなた、減量は一朝一夕でできるものではなく、やはり食事、運動、睡眠をしっかりと見直すことが大切だと言えますよね。