みなさんこんにちは。快眠デザイン研究所の古泉です。
皆さんの中には毎日仕事で疲れているのに、夜になってもなかなか眠れないという方はいらっしゃいませんか?
「疲れているはずなのに、なぜ眠れないんだろう」
布団に入ってもなかなか寝付けない。明日も仕事なのにと気持ちが焦って、ますます眠れないという悪循環に陥ることもあります。
今日は「疲れているのに・・・」という疲労には「3つのパターンがある」ということをお伝えしていきます。
体の疲れ
まずはじめに、疲れの種類の中でもっとも理解しやすいのが「体の疲れ」。
運動をしたり、仕事で体力を消耗したり、家事で体を動かしたりした場合に出るのが「体の疲れ」です。
睡眠という目線から考えてみると、体を動かした分だけ眠気が高まるということがわかっています。
これは「睡眠圧」と呼ばれているもので、「体に負荷をかけた分だけ睡眠欲求が高まる」圧力のようなものです。
快眠を得るためには適度な運動をしましょうとアドバイスをする理由がここにあります。
しかし、ハードすぎる運動は筋肉痛になったりすることもあり、逆に運動のせいで眠れない原因を作ってしまうことも予想されます。
しかし、運動(体を動かす)をしなければ睡眠欲求は高まりませんから「適度な運動」を心がけましょう。
心の疲れ
悩み事や考え事、また気分の抑うつ状態にある時、疲れていても眠れないという状態になってしまいます。
これは「心の疲れ」という状態です。
悩み事や考え事がある時には「脳は活発化し興奮状態になる」ことがわかっています。
脳が興奮状態にある時に眠ろうとしてもなかなか寝つけません。
しかし、悩みのタネはそうそう簡単になくなるものでもありません。
そんな時は少しだけ「切り替える」ことにしてみましょう。
「悩みをメモに書く」「今悩んでいても解決しないと開き直る」「明日できることは明日に回し、とりあえず眠ろう」など気持ちのスイッチを入れ替えてみるのです。
「こんなことで簡単に解決するのか?」と思うかもしれませんが、意外に効果はあるのです。
悩み事から一旦離れることで「心の疲労」から少しだけ解放されてみましょう。
神経の疲れ
長い時間仕事を続けていると体を動かしてもないのに疲れることがあるかと思います。
「運動もしていないのに、体の一部が急激に疲れる」。これは「神経の疲れ」によるものです。
飛行機に長い時間乗っていると、エコノミー症候群になることがあります。
これは体をじっと動かさないでいることにより、血流の流れが悪くなることによって起こるものです。
体の筋肉は適度に動かす必要があります。
最近は自宅で仕事をすることも増えてきています。じっと座っているだけなのに腰や肩が凝ったり足が疼いてしまうのは、神経が疲れてしまっているのです。
「神経の疲れ」これが3つ目の疲れです。
まとめ
今回は3種類の疲労についてお伝えしました。
眠れない原因がこの3つの中にある場合は適切に改善してみましょう。
2、心の疲れ
3、神経の疲れ